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キャンピングカー&アウトドア2023最前線ルポ!ユニークな車やキャンプギアが集結。車中泊体験も

Posted by: すぎさく。
掲載日: Aug 19th, 2023. 更新日: Aug 22nd, 2023

千葉県は幕張メッセで開催された「アソモビ2023 in Makuhari」。“アソビ”と“モビリティ”を掛け合わせ、「テマヒマ」を楽しむライフスタイルを提案するイベントです。ユニークな車やキャンプギアに加え、さまざまな“アソビ”のヒントが見つかるはず。さっそく当日の様子を現地ルポします!

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キャンピングカーやアウトドアにピッタリの車多数!

広い会場内でひと際目立っていたのが、「THE ME GARAGE」が製作した国内初の2階建てトレーラー「FAKE TRAILER(フェイクトレーラー)」。

1階は、アイデア次第でさまざまな用途に使える広々したスペース。

中2階には、テーブルと椅子がセットされ、ちょっとしたスペースも有効活用されています。

2階部分はおしゃれなテラスのような雰囲気も楽しめるスペースに。フェイクトレーラーは、輸送料は別途かかるものの、1日25万円でレンタルが可能です。フェスなどの各イベントはもちろん、ユニークなオフィスカー、店舗としてなど、多様な使い方が楽しめる唯一無二のトレーラーの誕生です。

続いて紹介するのは、「旅する車」が制作したサロンカー。「iF DESIGN AWARD2023」で受賞したとあって、洗練されたデザインに注目。移動オフィスカーにしたいというオーナーの希望もあって、仕事がはかどる落ち着いた空間が広がっています。

なかでも注目は、車内の壁全体にデザインされている木製のルーバー!難しいとされる車内の曲線も木できれいにデザインされています。シックなブルーのファブリックで統一されたソファや、木製テーブルがセットされ、数人での会議もできるような空間が広がっています。

エアコンはもちろん、ミニキッチンも装備され、いたれりつくせりの仕様は、まさに快適そのもの。実際にオーナーさんはオフィスカーとして利用されているそうで、これなら仕事のモチベーションも大幅アップ間違いなしですね!

キャンピングカーを制作・販売を手掛ける「NEXTLIFE」は、ライトエースをリノベーションしたキャンピングカーを展示。念願のキャンピングカーを手に入れると、収納を増やしたいなど、家族構成や環境に応じて要望がでてくるもの。そんなありがちな状況を踏まえて挑戦した今回のリノベーション。

外観は珍しいカーキとブラックのツートンカラー、車内はふんだんに木材をレイアウト。後部の常設ベッドの一部を収納スペースに変更してより使い勝手を向上させています。かゆいところに手が届く仕様は、数々のキャンピングカーの製作を手掛ける同社だからこそ。

続いて紹介するのは、さまざまなキャンピングカーを自作する人気YouTuberケンキャンさんがDIYで作り上げた軽キャン。荷台に作り込んだ「家」を載せてしまったという驚きの仕様をとくとご覧あれ!

軽トラをベースにしたメルヘンチックなデザインが特徴で、まるでおとぎ話に出てくるような雰囲気を醸し出しています。イタリア語で“おとぎ話”を意味する「Fiaba(フィアーバ)」と名付けられ、フランスの田舎町をイメージして作り込んだそう。

モルタルなどを使って製作され、小窓や煙突が付いたレンガを模したような屋根、両開きの窓やドアがポイントの壁面、どれも精巧でさまざまなギミックがてんこ盛り。ちなみに、サイドとリヤに配されたドアはちゃんと開け締め可能で実用的。

外観の作り込みにも驚きですが、車内もメルヘン&キュートなこだわりのデザインはもはや職人技!

どこにいても目立ち度抜群の世界に1台の軽キャン。実際にこれで数回車中泊を楽しんだそうですよ。ぜひ乗ってみたい!

「T-STYLE AUTO SALES」が手掛けたスズキの軽バンエブリイにジムニーのフェイスをドッキングしたユニークな車も。ハイエースのカスタムを手掛ける同社ですが、誰もしていないことをしようと製作、フェイスキットとして販売中。人とは違うデザインの車に乗りたい人はいかが?

まさかのカスタムで度肝を抜かれたのが、「CAR FACTORY TARBOW(カーファクトリー・ターボー)」が製作したハイゼットをベースにしたバグトラック。

木製の板が心地よい車内には、なんと薪ストーブがインストールされています! 青森県のカーショップだけに、寒さ対策は必須…とはいえ右斜め上をいくコラボに驚きを隠せません。薪ストーブの煙突はすべて外に排出されるので、危険はないとのこと。まさかの発想に脱帽ですね。

ガレージブランドも多数出店

知る人ぞ知るガレージブランドも多数出展されていました。その一部を紹介します。行列ができていたのが、「BONBONERO(ボンボネロ)」のブース。キャンパーから不動の人気を誇るLEDライト「Goal zero」の装飾パーツなどをメインに、Tシャツやステッカーなどを展示・販売。

ポールの尖った先端を地面に打ち付けて支柱にして使用するテーブル「sasuTable(サステーブル)」。ユニークなギミックながら、キャンプはもちろん、フェスなどでもさっと手軽に使える便利なアイテム。高さ調整もできるので、利便性も抜群です。

スカルデザインが特徴的な「DAMNGOOD!!」からは、スノーピークのフラットバーナー専用の、真鍮の五徳が登場。点火中は、まるでスカルの目が光っているような独特の雰囲気を楽しめます。点火しないときはもちろんテーブルの天板としても使える1つで2役の優れもの。

再生プラスチックを使ったユニークなギアを製作する「LOCKFIELD EQUIPMENT(ロックフィールド・イクイップメント)」からは、テーブルやスツールを展示。再生プラスチックを使ったエコな取り組みに加え、クールなデザインは、キャンパー心をくすぐる逸品! ちなみに、同じ形状のテーブルのウォールナット素材もあります。

キャンプブームも相まって、愛犬と車中泊を楽しむ人も多いですよね。家族同然のペットたちのアイテムもこだわりたいもの。そこで、おすすめしたいのがオンラインショップなどを手掛ける「SONOMAMA」のアイテムたち。

ダウンシュラフで人気のNANGAとコラボしたオリジナルアイテムで、ワンちゃん用のシュラフやシートなどを展開。これならワンちゃんたちもより快適な時間を過ごせそうですよね。

キャンプの醍醐味でもあるキャンプ飯に欠かせないのが、各スパイス類。アウトドアショップ「orange」が手掛ける「ほりにし」はスパイシーな味付けがクセになる定番人気商品。じつはご当地ほりにしがあるのはご存知でしょうか。

ご当地ほりにしは、現在30以上を展開。今年中に全国制覇を目指す予定というから楽しみ!

100度とマイナス30度を体験できるトラック!?

イベント会場では、人気のサウナに加え、マイナス30度の空間を体験できる「SAUNA TRUCK」が登場しました。

100 度のサウナの部屋とマイナス30度の部屋があり、ドアを隔てて行き来ができるようになっています。


一般的に「整う」には、サウナに入ったあとに水風呂に入るのが鉄則。ですが、それに変わる新しい「整い方」に注目です! 時間貸しや1日レンタルも可能なので、気になる方はぜひ。

車中泊体験エリアも

イベント当日は、専用の駐車スペースで車中泊エリアも用意。実際に筆者もキャンピングカーで車中泊体験をしてきました!

筆者が車中泊したのは、多種多様なキャンピングカーのレンタルを行う「旅する車」で扱う「Venus」(ヴィーナス)。比較的コンパクトながら、6名乗車で家族や友人での利用にもぴったりのサイズ。


車内に入ると、テーブルと椅子がレイアウトされたダイネットスペース。テーブルを脱着すれば、あっという間に就寝スペースに早変わり。リヤ側には常設2段ベッド、さらに運転席&助手席の上部(バンクベッド)もそれぞれ2名が就寝できるようになっています。

キャンピングカーは、一般的に外部電源を有しているため、一般的な家電を車内で使えるのも大きなメリット。Venusにももちろん冷蔵庫や電子レンジ、エアコンなど、車内で快適に過ごす充実設備が整っています。


シンクや水道も常設されているので、ちょっとした洗い物や料理などもできるだけに、雨などの悪天候などでも問題なく快適な旅ができます。

キャンピングカーを手に入れるのは難しくても、レンタルなら手軽に楽しい時間を過ごせるので、ぜひ家族や仲間とキャンピングカーに車旅を楽しんでみるのもおすすめですよ!

以上、イベントではさまざまなユニークな遊べる車やアウトドアグッズが満載でした。ぜひ充実したライフスタイルの参考にしてみてください。
 

アソモビ2023 in Makuhari
https://asomobi.com

 


 

すぎさく。

sugisaku エディター/ライター
究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!? その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。


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