総務省統計局の「家計調査」とは?
「家計調査」は、全国の全ての世帯(学生の単身世帯等を除く)を対象として家計収支の調査を行い、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策社会政策の立案のための基礎資料を得ることを目的としているものです。調査は毎月行われています。
「都道府県庁所在地貯蓄ランキングトップ10」は、総務省統計局の「家計調査/貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」(2023年)をもとに作成しました。
都道府県庁所在地貯蓄ランキングトップ10
- 1位 名古屋市(愛知県) 2,659万円
- 2位 神戸市(兵庫県) 2,582万円
- 3位 横浜市(神奈川県) 2,461万円
- 4位 さいたま市(埼玉県) 2,351万円
- 5位 大津市(滋賀県) 2,310万円
- 6位 富山市(富山県) 2,309万円
- 7位 千葉市(千葉県) 2,256万円
- 8位 東京都区部 2,226万円
- 9位 金沢市(石川県) 2,213万円
- 10位 奈良市(奈良県) 2,199万円
2023年の1年間で最も貯蓄金額が大きかったのは、愛知県名古屋市でした。貯蓄金額は2,659万円。2位が兵庫県神戸市で2,582万円、3位は神奈川県横浜市で2,461万円となりました。
貯蓄金額が大きい地域は、首都圏のほか、中部、近畿など、さまざまな地域にわたっています。
都道府県庁所在地負債ランキングトップ10
- 1位 さいたま市(埼玉県) 934万円
- 2位 東京都区部 783万円
- 3位 神戸市(兵庫県) 773万円
- 4位 金沢市(石川県) 760万円
- 5位 岐阜市(岐阜県) 747万円
- 6位 宇都宮市(栃木県) 736万円
- 7位 名古屋市(愛知県) 733万円
- 8位 京都市(京都府) 703万円
- 9位 青森市(青森県) 692万円
- 10位 鹿児島市(鹿児島県) 691万円
一方で、最も負債金額が多かったのは、埼玉県さいたま市で、934万円でした。2位は東京都区部で783万円、3位は兵庫県神戸市で773万円となっています。
さいたま市は年収ランキングや支出ランキングでも1位でしたが、負債ランキングでも1位。さらに、貯蓄ランキングでは4位に入っています。入るお金も多いけれど、貯めるお金も使うお金も多いようですね。
[参考]
総務省統計局「家計調査/貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」(2023年)
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