【福井県の越前ってどんなとこ?】大河ドラマ「光る君へ」 の舞台!越前編いよいよスタート

Posted by: 山口彩

掲載日: May 26th, 2024

新幹線延伸で注目の福井県。大河ドラマ「光る君へ」の舞台としていよいよ越前編もスタートということで、越前ってどんなところなんだろう? と気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、福井県の越前エリアを観光目線でご紹介。「紫式部公園」から「光る君へ 越前 大河ドラマ館」、要チェックの道の駅まですべて現地ルポでお伝えしますよ!

道の駅越前 ECHIZEN モニュメント フォトスポット 映え
道の駅 越前

福井県越前ってどこにあるの?

福井県越前市

福井県は、日本海に面した北陸地方の県。石川県・岐阜県・滋賀県・京都府と隣接しています。越前市は、その福井県の中部にあります。

黄金に輝く紫式部像がある「紫式部公園」

福井県 越前 黄金に輝く紫式部像がある「紫式部公園」

紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした場所・越前市。これを記念してつくられた紫式部公園は池をめぐらし、寝殿造の釣殿をしつらえ、紫式部が生きた平安時代の趣を今に伝えています。

紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)

公園に隣接する「紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)」では、紫式部に関する資料を見ることができます。100円で「源氏物語 あなたはどの姫君タイプ?」診断もあり。
 

紫式部公園
福井県越前市東千福町20−369
https://www.echizen-tourism.jp/travel_echizen/visit_detail/20

しきぶきぶんミュージアム内「光る君へ 越前 大河ドラマ館」

福井県 しきぶきぶんミュージアム光る君へ 越前 大河ドラマ館 紫式部 来館記念証2

福井県越前市に2024年2月23日誕生した新観光スポット「しきぶきぶんミュージアム」。紫式部にまつわる展示がそろうミュージアム内には、「光る君へ 越前 大河ドラマ館」や越前の歴史文化展示、福井のお土産やグッズが並ぶ「光る越前SHOP」などがあります。

「光る君へ 越前 大河ドラマ館」では、衣装や小道具、限定映像などを見ることができ、記念写真が撮れるフォトスポットも。未だ謎の多い紫式部の感性を磨き、源氏物語を生み出す原動力となった越前での暮らしに想いを馳せながら、謎多き式部の内面に迫ります。

鏡を用いたAI生成映像と平安文字を無限に拡張させる演出「想創庵」1
越前和紙の洞窟「想創庵(そうそうあん)」

こちらは紫式部が越前を詠んだ歌を意訳したテキストをもとにAIで生成したデジタルアート。紫式部の内面世界を視覚的に表現しています。

福井県 しきぶきぶんミュージアム光る君へ 越前 大河ドラマ館 お土産ショップ 紫式部 越前そば
「光る越前SHOP」おすすめNo.1のお土産「越前 式部そば 2食そば・つゆ付」1,080円は常温保存OK

 


 

光る君へ 越前 大河ドラマ館(しきぶきぶんミュージアム内)
住所:〒915-0382 福井県越前市高瀬二丁目 27-7-1
武生中央公園屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内
開催期間:2024年2月23日 (金・祝) ~ 12月30日 (月)
開催時間:9:00 ~ 17:00 (最終入場 16:30)
休館日:無休
駐車場:あり
入場料:
大人/一般600円、小人(小・中学生)/一般200円、未就学児 無料
※各種割引あり 詳しくは公式サイトにて
https://www.city.echizen.lg.jp/murasakishikibu/

新幹線延伸で新駅誕生!「道の駅 越前たけふ」

道の駅越前たけふ 北陸新幹線 越前たけふ駅

北陸新幹線の最新駅、越前たけふ駅に隣接した「越前たけふ道の駅」は、2023年3月に新しくオープンしました。地元の鮮魚店が経営しているため、カニや新鮮な海産物を使った寿司や魚介類が充実。福井県の代表的なお土産も豊富にそろっています。

お寿司

新鮮な海鮮を使った握り(税込750円~1,000円)や巻き寿司(税込450円~500円)も並んでいます。越前たけふ駅の目と鼻の先に位置しているため、新幹線を利用する前に食事やお土産の購入が便利です! 毎週日曜日11時からは、マグロ解体ショーも行われているそう。
 


 

道の駅 越前たけふ
住所:福井県越前市大屋町38-5-1
電話番号:0778-43-5661
営業時間:観光案内所:8:00〜18:00
1F物産販売所:9:00〜18:00
2Fお食事処:11:00〜15:00/17:00〜22:00
(※20時以降閉店する場合もあります)
休館日:第2水曜日(祝日の場合は翌日が休業)・元日
※駐車場・トイレ、休憩コーナーなどは24時間利用できます
※各店舗により、営業時間変更の可能性があります
https://echizen-takefu.jp

絶景温泉からカニ食べ放題まで!「道の駅 越前」

海が目の前!絶景温泉もカニや海鮮も楽しめる「道の駅 越前」

JR福井駅から車で約50分、北陸新幹線が延伸する越前たけふ駅からは車で約40分、越前海岸の真ん中に位置する観光拠点「道の駅 越前」。

道の駅越前 越前温泉 露天風呂「漁火」すいせんの湯
夕日の湯

日本海の絶景を眺められる露天風呂やお土産が並ぶアンテナショップ、越前がにのシーズンは越前がにの販売もあります。飲食店は、冬季は越前がに付きバイキング、夏季は海鮮バイキングが楽しめる「お食事処 うおいち」、旬のお刺身や海鮮丼などがある「お食事処 かねいち」、海が見えるテラスがある「ブルーシー」と3軒あります。

 

越前がにミュージアム 越前がに巨大オブジェ
越前がにミュージアム

越前がにミュージアムでは、かに漁体験ができるシミュレーターが面白いので、お見逃しなく!

 

道の駅 越前
4月~10月 ​休館:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
※夏休み期間は無休
11月~ 3月 休館:第2・第4 火曜日(祝日の場合は翌日)
※年末年始は営業時間が変わります。

アンテナショップ 9:00~17:00
露天風呂「漁火」11:00~21:00
アクティブハウス越前 11:00~17:00(休館中)
​越前がにミュージアム 9:00~17:00
https://www.echizenkk.jp/michinoeki

日本一と称される福井県の「越前和紙」

卯立の工芸館 外観

約1,500年続く「越前和紙」は、その種類の多さや質のよさから日本一とも称されています。「越前和紙の里」は、越前和紙の歴史を学べるだけでなく、伝統工芸士による紙漉きの様子を見学できたり、実際に紙漉きを体験できたりと、越前和紙を見て学び体験できる施設。

ちりを取り除く作業

一番印象的だったのは、煮たあとの木の皮に付いているちりを取り除く地道な作業。冷たい水のなかで、ひたすら取り除いていきます。気が遠くなるような作業ですが、上質な和紙をつくるには欠かせない大切な工程なのです。

 


 

越前和紙や和紙を使った雑貨が買えるお土産ショップもあります。知れば知るほど奥深く、伝統と職人の技術に尊敬の念を抱かずにはいられない越前和紙の世界。

 

越前和紙の里
卯立の工芸館
住所:福井県越前市新在家町9-21-2
電話番号:0778-43-7800
営業時間:9:30~17:00
※紙漉きの見学は16:00まで・入館は16:30まで

パピルス館
住所:福井県越前市新在家町8-44
電話番号:0778-42-1363
営業時間:9:00~16:00/ショップ9:00~16:30
※体験は16:00まで

紙の文化博物館
住所:福井県越前市新在家町11-12
電話番号:0778-42-0016
営業時間:9:30~17:00
※入館は16:30まで

休館日:年末年始・毎週火曜日
アクセス:【車の場合】武生I.Cから和紙の里まで約10分
【鉄道利用の場合】JR武生駅より福鉄バスで約40分
福鉄バス「南越線」→和紙の里行き「和紙の里」下車/福鉄バス「池田線」→金山行き「和紙の里」下車
https://www.echizenwashi.jp/


紙祖神 岡太神社・大瀧神社
https://www.echizen-tourism.jp/travel_echizen/visit_detail/36

圧巻!勝山市だけど名前は「越前大仏」

大師山清大寺 越前大仏 大仏殿

福井の人気スポット・福井県立恐竜博物館にほど近い、福井県勝山(かつやま)市にSNSで話題の映えるスポット&外国人にも人気の大師山清大寺「越前大仏」があります。広大な敷地内には、大仏殿、五重塔、九龍壁、日本庭園などがあり、大仏殿内に鎮座する大仏座像は圧巻の大きさ。そして、大仏座像を囲むように天井までずらりと並ぶ小さな仏さまは、写真映え間違いなし!

 


 

越前大仏(臨済宗妙心寺派 大師山清大寺)
住所:福井県勝山市片瀬50字1-1
電話番号:0779-87-3300
開館時間:8:00~17:00(冬季変更有)
休館日:無休(冬季臨時休業有)
拝観料:大人 500円/小人(小・中・高校生)300円
公式サイト:http://etizendaibutsu.com/

紫式部像 裏側「紫式部公園」福井県 越前
 
※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※営業については最新情報をご確認ください。
[Photos by Aya Yamaguchi]
 


 

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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