ミコノス島とは?
ミコノス島は、ギリシャのキクラデス諸島に属する人気の観光地の一つで、首都アテネの南東に位置しています。アクセス方法は、アテネから飛行機、高速船、フェリーの3つがあり、飛行機なら約40分で到着可能(筆者もこのルートを利用しました)。
また、ギリシャの人気観光地であるサントリーニ島とのフェリー移動も可能なため、2つの島を周遊する旅行プランもおすすめです。ミコノス島は「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」とも称され、その美しい白壁の建物、カラフルな扉や窓、そして青い空と海のコントラストが印象的です。サントリーニ島の「青のドーム」とはまた異なる魅力があり、島全体が絵画のような美しさを誇っています。
気が赴くままに迷子になるのが楽しい
ミコノス島の魅力は、ミコノスタウンの路地。迷路のように入り組んでおり、歩くだけで新たな発見があり、冒険気分を味わえます! このミコノスタウンを拠点に、お気に入りの風景を見つけて写真を撮るのが、この島での楽しみ方のひとつ。小さな島だからこそ、気ままに歩き回ることができ、どこを撮ってもフォトジェニックなスポットばかりです。真っ白な壁とカラフルな扉の組み合わせは、この島ならではの光景。その多くが普通の民家であることに驚かされます。お気に入りの扉を見つけたら、その前でちょこんと座って写真を撮るのも素敵です。
さらに、カラフルな服を着て行くと、白が多い街並みとの対比で写真映えがアップします。筆者が訪れた際には、コバルトブルーの扉が多い印象を受けたため、それに合わせて同色のワンピースを着用してみました。夏には鮮やかなピンク色のブーゲンビリアが白壁の建物を彩り、さらにフォトジェニックな雰囲気に。咲き誇るブーゲンビリアと白壁のコントラストを狙った写真もおすすめです。
所在地 Mykonos 846 00 ギリシャ
島のシンボル・風車は朝焼けを目指せ!
ミコノス島で最も有名なフォトスポットの一つが、ビーチ沿いにある「カト・ミリの風車」。5基の風車が海に向かって整然と並ぶ景色は、絵画のような美しさです。もともとは小麦を挽くための風車でしたが、現在は観光名所として親しまれています。日中は多くの観光客が訪れるため、早朝の静かな時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。朝焼けと風車の組み合わせは、特に心に残る光景で、貸切状態で撮影できたのは筆者にとっても忘れられない思い出になりました。
さらに、ミコノス島にはネコが多く、のんびりと歩く姿や、カラフルな扉の前で佇む姿に癒されます。ネコ好きの方にとっても、この島は天国のような場所といえるでしょう。
所在地 Mpaoumi, Mikonos 846 00 ギリシャ
ヘルシー女子がゾッコン!地中海グルメ
地中海グルメは、日本人の口にも合いやすい味わいが特徴です。特にギリシャ料理は、新鮮な食材を使ったヘルシーなメニューが豊富で、旅先での食事が楽しみの一つとなります。まず試していただきたいのがギリシャヨーグルト。
日本でも人気ですが、本場では「ヨーグルトバー」なる専門店もあり、トッピングやヨーグルトの硬さを選べるほどのこだわりが見られます。筆者のおすすめは、ハチミツをかけるスタイル。濃厚なヨーグルトにハチミツを加えることで、より一層コクのある味わいになります。
アクセスとベストシーズン
筆者はエミレーツ航空を利用し、東京からドバイ、さらにアテネを経由してアテネからエーゲ航空でミコノス島へ向かいました。航空券は往復で約15万円(参考)でした。乗り継ぎによっては移動に1日ほどかかることもありますが、それでも訪れる価値のある島です。観光シーズンは4月から10月で、特に7~8月はバカンスシーズンのピーク。フライトの便数も多いため訪れやすい時期ですが、宿泊費や混雑には注意が必要です。一方、11月から3月のオフシーズンは、多くのレストランやホテルが閉まり、街の活気が薄れるそうです。訪れる時期を選ぶ際は、シーズンの特徴をしっかりチェックしておくのが必要です。ミコノス島の魅力について参考になれば幸いです。
©︎Keiko Morota