【夏季限定】都内の大自然で味わう極上かき氷!黒茶屋「楽庵」を現地ルポ|東京都あきる野市

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掲載日: Jul 24th, 2025

東京・あきる野市、秋川渓谷沿いに佇むお食事処「黒茶屋」。その敷地内にある「楽庵(らくあん)」にて、夏季限定で南アルプスの天然氷を使ったかき氷が登場しているのをご存じでしょうか? 緑に囲まれた風情あるロケーションで味わえる、ふわふわ食感の贅沢な一品。木陰を吹き抜ける風、川のせせらぎ、虫の声……。自然が奏でるBGMに耳をすませながら、極上のかき氷を体験してきました!

楽庵 抹茶かき氷 アイキャッチ候補

緑に囲まれた風情あるお土産処「楽庵」

黒茶屋 楽庵 外観
黒茶屋入口にある茅葺の門をくぐり抜けると、風情ある建物が目の前に。ここは、夏はかき氷、冬は焼き芋など季節限定の甘味が楽しめる「楽庵(らくあん)」です。

楽庵 入口 茅葺屋根
黒茶屋は、施設全体が自然の地形を生かして造られており、まるで森の中にひとつの小さな村があるような雰囲気。楽庵もその一角にあり、建物自体に手を加えすぎず、自然と調和するかたちで活用されているのが印象的です。

こだわり抜かれた贅沢かき氷を実食!

楽庵 かき氷 看板
ふわっと軽やかで、口に入れた瞬間すっと溶けていく。そんな極上の口どけが楽しめるのが、楽庵で提供されている「南アルプス天然氷のかき氷」。使用しているのは、日本名水百選の「八ヶ岳南麗高原湧水群」の湧き水でつくられた、南アルプスの天然氷です。

アイキャッチかき氷 2種   黒茶屋
今回、筆者は「いちごミルク」と「あずき抹茶ミルク」の2種類をいただきました。どちらも黒茶屋の料理人が手がける自家製シロップがたっぷりとかかっており、天然氷のふんわりとした食感とともに、素材の旨みが口いっぱいに広がります。

いちごミルク かき氷

いちごミルク 1,800円(税込)

「いちごミルク」は、いちごの果肉がごろっと入った贅沢な仕上がり。甘さの中にほんのりとした酸味があり、練乳のまろやかさとマッチしています。

自家製シロップが柔らかな甘みがたまりません

氷のふわふわ感と相まって、最後のひと口まで飽きずに楽しめる一杯。子どもから大人まで幅広い世代に愛される王道フレーバーです!

あずき抹茶ミルク

あずき抹茶ミルク 1,800円(税込)

そして筆者のイチオシは「あずき抹茶ミルク」。甘すぎず上品な自家製小豆に、抹茶のほろ苦さが重なり、まるで冷たい和菓子をいただいているかのよう。かき氷の中にも小豆がぎっしり詰まっていて、和スイーツ好きにはたまらない一品です。

中にもぎっしり小豆が入っていました!

どちらのかき氷も、氷の削り方にまでこだわっているため、驚くほどやさしい口どけ。口に入れた瞬間にすっと消え、全くキーンとしません。見た目以上にボリュームはありますが、最後まで飽きずにぺろりと完食できるのもうれしいポイント。

丸竹輪切り 並び

かき氷を受け取る際は丸竹輪切りを利用します!

丸竹輪切りにのったかき氷は見た目も華やかで、思わず写真に収めたくなる美しさです。

かき氷は売り切れる?混雑状況とおすすめの時間帯

楽庵 かき氷 旗
「楽庵」のかき氷は、営業時間内であれば基本的に売り切れはありません。数量限定ではないため、朝から並ばなければ食べられない……という心配は必要なし! ただし、営業時間ギリギリに訪れた場合、購入数に制限がかかる可能性もあるとのこと。確実に楽しみたいなら、できるだけ早い時間帯の訪問がおすすめです。

黒茶屋 扇子モチーフ

黒茶屋の名前が入った扇子型のノベルティももらえる!可愛い!

筆者が訪れたのは平日の11時頃。開店して間もなくでしたが、すでに20〜30人ほどお客さんがいました。年齢層も幅広く、ご年配の方から若者まで、さまざまな世代が訪れていたのが印象的。

黒茶屋の総支配人・乙訓さんの話によると、平日は1日で100杯、休日には300杯を超える日もあるそう。2025年のかき氷の販売は、9月下旬〜10月頃までを予定しているとのことなので、訪れる前にチェックしておきたいところです。

風が通り抜けるテラス席で夏の涼を味わう

お休み処「楽」 テラス席
楽庵でかき氷を購入したあとは、そのまま隣接する「お休み処 楽(らく)」でひと休みを。茅葺屋根の建物に寄り添うように設けられたテラス席は、緑の木立に囲まれ、渓流のせせらぎやそよ風を感じながらゆったりと過ごせる開放的な空間です。

楽 テラス席 自然

自然の中にそっと溶け込んで過ごすひととき

真夏でも日陰と風が心地よく、涼を求めて訪れる人々にとっての癒しのスポットに。基本的には、かき氷を購入した人のみが利用可能です

黒茶屋「楽庵」へのおすすめアクセス方法

武蔵五日市 看板接写
「楽庵」がある黒茶屋へは、公共交通機関の利用がおすすめ。2025年夏の営業期間中は、最寄り駅であるJR五日市線「武蔵五日市駅」から黒茶屋まで無料臨時シャトルバスが運行されています。

シャトルバス発着場所 武蔵五日市駅南口

乗車場所は武蔵五日市駅の南口を出て左手側にあるロータリー

発着場所 バス目印

臨時シャトルバスの案内が書かれているコーンが目印

運行は約20分間隔で、黒茶屋までは約10分ほどで到着します。始発は10:30発。終発は平日が16:30発、土日祝は17:30発となっています。詳細は黒茶屋公式サイトからご覧ください。

夏期臨時シャトルバス運行≪ 黒茶屋 ⇔ 武蔵五日市駅 ≫
運行期間:2025年6月28日(土)~9月28日(日)
乗車料金:無料
運行時間:【始発】黒茶屋発 10:30/【最終】黒茶屋発 平日 16:30、土日祝:17:30
※ピストン運行のためダイヤはなし(おおよそ20分間隔)

車で訪れる場合は?提携駐車場の割引サービスも

もちろん、自家用車で訪れるのもOKです。黒茶屋の敷地内にも駐車場はありますが、夏季営業期間中は連日かなりの混雑であるため、駐車場の心配を減らしたい方には「Times武蔵五日市パーキング」の利用がおすすめ。2025年6月28日(土)〜9月28日(日)の期間中は、黒茶屋でのお買い物やお食事金額に応じて、以下のような駐車料金の無料サービス券が発行されます。

  • 3,000円以上の利用で:2時間分(440円分)無料
  • 4,000円以上の利用で:3時間分(660円分)無料

サービス券は、黒茶屋母屋の受付(帳場)にて発行。駐車券とあわせて、店舗でのご利用レシートを提示してください。

なお、Times武蔵五日市パーキングの通常料金は1時間220円。シャトルバスの時間や本数に縛られたくない方や、秋川渓谷エリアを車でめぐりたい方は特に便利な選択肢です。

楽庵
所在地:黒茶屋庭内
(東京都あきる野市小中野167)
営業時間:平日 11:00-16:00/土日祝 11:00-18:00
休業日:黒茶屋休業日に準ずる
※黒茶屋営業カレンダーはこちらから
アクセス:JR五日市線「武蔵五日市駅」より徒歩で25~30分、タクシーで約7分

自然に囲まれたロケーションで本格的なかき氷が味わえる穴場スポットとして、週末のおでかけ先や日帰り旅行にもぴったり。風と緑に包まれながらひんやりスイーツを楽しめる黒茶屋を訪れてみてはいかがでしょうか?

[Photos by Ray]

PROFILE

Ray ライター

何事にもハマりやすく、好きなことにとことん全力。海鮮が大好きで日本酒と合わせる時間が至福のひととき。趣味は推しを推すこと、野球観戦。行く先で出会う人々との「縁」を大切に日々生きる。

何事にもハマりやすく、好きなことにとことん全力。海鮮が大好きで日本酒と合わせる時間が至福のひととき。趣味は推しを推すこと、野球観戦。行く先で出会う人々との「縁」を大切に日々生きる。

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