食器を分けたがる
箸や御飯茶碗などの食器、日本では各自違うものを使いますよね。昔から夫婦茶碗があるくらいですから。ただこの習慣は日本の外にはなく、同じく箸・茶碗の文化を持つ中国や韓国でも、食器は共同で使うようです。
「やだ、そのお箸は私のでしょ! あなたのはこっち」と食器を分けられると、「僕と同じ箸は使いたくないのか」と外国人男性は落ち込んでしまうようです。
メイクが濃すぎる
あなたも知っておいた方がいい、外国人がピンとこないほめ言葉5選でもお伝えしたのですが、日本人女性はとにかく美白にこだわる傾向があります。
ゆえにファンデーションに力を入れ過ぎ、下地、ファンデ、コンシーラー、ハイライト・・・と塗装職人のように塗り込んだ結果、外国人男性がちっとも魅力的に感じない、年齢不詳で不自然な肌が完成します。
「なぜ時間とお金をかけてわざわざブサイクになるんだろう?」と男性は不思議で仕方ないようです。
財布のひもを握る
「男は外で稼ぎ、女は家を守る」という時代の習慣が残っているためでしょうか。日本では、家計の管理は女性がしているケースがまだ多いように感じます。これを外国人男性は「自分が稼いだお金なんだから、好きに使わせてくれよ!」と不満に思うようです。
国際結婚カップルが離婚する原因のトップがこの家計管理についてのすれ違いという噂もあり、穏やかではありません。
子どもが産まれると夫が「お父さん」になる
結婚後はお互い名前で呼んでいた夫婦も、子どもが産まれると呼称が「お父さん・パパ」「お母さん・ママ」になってしまいませんか。外国人男性からすると、「僕は君のお父さんじゃないぞ」と疑問に思うようです。
「子どもができた後もロマンチックな関係でいたいのに!」と不満を感じるというより、「僕がお父さんだとしたら、君の本当のお父さんは何になるんだ?」と純粋に不思議でたまらないそうです。
手をつないでくれない
スキンシップをとるように育っていない日本人。ハグやビズ、握手でさえ自然にできません。公共の場で手をつなぐのも気恥ずかしく感じてしまいますが、外国人にとってスキンシップは愛情表現のひとつ。「手をつなぐことさえイヤなんて、僕のことが嫌いなのか?」と寂しく感じるそうです。
以上、日本人の妻を持つ外国人男性の不満――もとい、疑問5選でした。文化の違いとは実に面白いものですね。
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