[paging_toc]
一人旅だからこそ気をつけたいと思うこと
ー素敵な場所だけでなく、同じように危険な場所も世界には多いと思いますが・・・女性ひとり旅でここは気をつけたほうがいい!と思うことや、場所はありますか?
「私は基本ひと旅なんですけど、中米とかは治安がすごく悪くて、イスラム圏とかもセクハラがひどいんです。つねにセクハラとの戦いみたいな。そういうときは友達と一緒に行動したりしていました。」
「一般的に旅行する機会が多くて、特に女性が気をつけたほうがいいなと思うのは、エジプトとかヨルダンとかのイスラム圏ですね。 現地の女性って髪を隠しているんですよ。だから、現地の男性からしたら、髪の毛が見えているだけで、“こいつ露出しているな” と思われるみたいです。通りすがりに髪の毛を触られたりしました。あと、現地では、ボディラインが分からないような魔法使いみたいな服をきるのが文化なので、ティーシャツとジーパンでも “うわー、コイツたまんないな〜” みたいに男性が近寄ってきたり・・・郷に従えではないですが、私も頭にスカーフ巻くようにしていました。暑いけど肌を見せないように長袖を着たりとか。」
「モロッコに立ち寄ったときのことですが、移動中のバスで親しくなった女性に、“一人旅だ” って言ったらすごい驚かれました。“この国の男性は女の子が大好きだから気をつけなさい” って教えてくれて、別れ際に “この国は既婚者には手を出せないというきまりが宗教上あるから誰かに話しかけられたら旦那と一緒にいるからと言いなさい” と自分がつけていた指輪を私にくれて・・・ひとの優しさに感動しましたね。」

イスラム圏の女性の様子。顔や体、すべてを布でかくしている
これが旅の必需品!
ー旅でさまざまな経験をされていますが、おすすめの必需品を教えてください!
「ストールです。ストールは便利で、イスラム圏で髪をかくしたり、または寒さを予防したり、汚れたベットに敷いて使ったりしていました。何にでも重宝します。」
「あと、スマートフォンは絶対あったほうがいいと思います!日本の通信会社と契約していなくても大丈夫です。私はiPod touchで旅をしていたましたが、世界って、どこでもWi-Fiが通っているので、ちょっと外にでてWi-Fiを使って何か調べたり、便利ですよ。サハラ砂漠の真ん中でもWi-Fiがとんでいますし、ガラパゴス島でも島中でWi-Fiが使えました。」
旅をすると、地球全体が遊び場に
ーこの旅を通して、感じたことや変わったことはありますか?
「一期一会っていうのは旅をしていて毎日感じましたね。この道を通らなければきっとこの人に会わなかっただろうし、日本ではあまり思ったことはないけど、旅ってそうですよね。 自分のベースは変わってないのですが、遊び場が日本から世界中に広がったっていう感じです。箱根にいくみたいな感覚で南米に行ったり。フットワークが軽くなって、行動の範囲が一気にひろがりました。」
「今までは、ちゃんと会社務めをして働くというのが自分のスタンダードでしたが、会社に勤めるとか気にしないで、好きなことを仕事にしたほうが楽しなってと思っています。世界一周から帰ってきた今のほうが断然楽しいし、人との出会いも増えました。あと、本をだすという夢も叶えました!」

旅は楽しい!ドバイの象徴にもなっている7つ星ヨット型ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」

たくさんの旅仲間と出会えたトマト投げ祭りの前夜祭

世界一周を終えて出版された本。窪さんが教える女子旅の秘訣が満載
—————–
■窪咲子(くぼさきこ)
元芸能雑誌編集者。ライターの仕事をしながら、1年8か月50カ国を巡り、旅中に地球の歩き方HPにて世界各国で出会ったイケメンを紹介する『世界イケメンハンター』を執筆。個人のブログ『世界一周☆恋する咲ログ』では、旅人ブログランキングで常に上位を維持する人気ブロガーでもある。大のサッ カー好きで、世界中でサッカーを観るだけではなく、直接練習場に通い、ジダンやベッカムをはじめとする数々のスター選手のサインをGETすることに成功。 雑貨やオシャレも大好きで、ブログ上でも各国のアイテムを頻繁に紹介している。
著書『「世界イケメンハンター」 窪咲子のGIRL’S TRAVEL (地球の歩き方books)』(ダイヤモンド社)
オフィシャルサイト:http://sakikokubo.com/
オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/saki-choco-yfm/
世界イケメンハンター(地球の歩き方):http://guide.arukikata.co.jp
[Interview photo by TABIZINE]
あなたが知りたかったことが、この記事で参考になりましたか?
LOCO Yoneda ライター・編集者。
自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。
【インタビュー】中国発ボーイズグループ「熊猫堂ProducePandas
Sep 29th, 2022 | 松田美保
2022年8月31日に日本1stシングルCD『COSMIC ANTHEM / 手紙』をリリースした中国発の5人組ボーイズグループ「熊猫堂ProducePandas」。これまでのアイドルのイメージを覆し、世界中から注目を浴びる彼らにインタビュー。まだ日本では知られていない中国の絶品グルメ、そしてガチ中華マニアも必見の郷土料理について聞きました。
1SECに探る「NFTがもたらすライフスタイルの変化」とは?~CAから転
Apr 18th, 2022 | TABIZINE広告部 【PR】
ロサンゼルスと東京を拠点にweb3プロジェクトを開発運営する「1SEC」。とはいえ、まだまだそれらの新しい技術に馴染みを感じていない人も少なくないかもしれません。そこで今回は、同社でPRを務める小濱庸子さんに同社の事業内容をインタビューしてみました。客室乗務員からデジタル業界への転身というユニークなキャリアを持つ方ですが、日本初のデジタルファッションレーベル「1BLOCK」やNFT事業の内容や魅力、小濱さんが見るライフスタイルの変化などを探ってみましたよ。
国際ロマンス詐欺ってなに?「ネットの出会い」にバイリンガル探偵が警鐘!
Apr 6th, 2022 | 坂本正敬
新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか海外へ行けない状況が続いています。そうなると非日常の何かを求め、マッチングアプリで外国に友達を探す人もいるかもしれません。ただ、それらで外国人とのコミュニケーションをとる場合には、注意が必要のようです。そこで今回は、株式会社Japan PI代表にして国際ロマンス詐欺にも詳しい、調査員歴30年以上の「バイリンガル探偵」の小山悟郎さんに、インターネット上での友達づくりの注意点を聞きました。
迷ったらリバーシブルコートが正解!?バイリンガル探偵的「旅支度の成功法」
Apr 5th, 2022 | 坂本正敬
そろそろ久々に海外へ行きたいと思っている人は少なくないのではないでしょうか。しかし、久々すぎて、旅の荷造りやちょっとした旅先でのノウハウを忘れている人もいるかもしれません。そこで今回は上手な旅支度の参考にすべく、株式会社Japan PI代表にして調査員歴30年以上の「バイリンガル探偵」小山悟郎さんに、国際探偵流の旅の工夫を教えてもらいました。
キャンプ場スタッフに聞いた!キャンプ女子&初心者が知って得すること・気を
Mar 1st, 2022 | すぎさく。
キャンプを楽しんでみたいけど、何から始めていいのかわからない……。なんていう人も多いかもしれません。そこで今回は、キャンプ歴20年以上の「大洗サンビーチキャンプ場」を管理する事務局長・光又新二さんに、キャンプ場の選び方や楽しみ方、注意点などを伺いました。キャンプ女子も入門者も要チェックですよ!
ヨーロッパなのに日本的な一面も!ポルトガル政府観光局職員が語る同国の魅力
Feb 21st, 2022 | 坂本正敬
各国・地域の観光局に勤務する日本人スタッフを通じて見える「その国の魅力」を紹介する当不定期連載。今回は、ポルトガル政府観光局の高岡千津さんにお話を伺いました。ポルトガルというと、種子島(鹿児島県)に鉄砲を伝えた歴史や、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド選手のイメージが先行しがちですが、日本人にとっては、最高の旅先になってくれる可能性も高そうですよ。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【TABIZINEインタビュー】ヒロシさんが見つけた「旅と仕事」のイイ関
Jan 27th, 2022 | 渡邊玲子
人は誰しも、それぞれの旅の途中……。今回はお笑い芸人、タレント、YouTuber、そして個人事務所の社長としても活躍するヒロシさんにインタビュー。2022年1月19日にfreee株式会社から新創刊された雑誌『起業時代』創刊記念CM発表会出演後のヒロシさんを直撃しました。ヒロシさんにとって旅やキャンプとは?
世界的に高評価のワインと新鮮な魚介類が楽しめる!南アフリカ観光局日本人ス
Oct 11th, 2021 | 坂本正敬
なかなか海外旅行に出られない時代が続いていますが、海外への理解を深める学びは継続できるはず。各国の観光局に勤める日本人スタッフを通じて海外の文化を理解する連載をTABIZINEでは組んできました。第3回は、南アフリカ観光局の近藤由佳さんに現地の魅力やカルチャーショックを教えてもらいました。
JALの空港ラウンジに学ぶ、快適な空間をデザインする秘訣とは?
Oct 1st, 2021 | TABIZINE編集部
長引くコロナ禍でテレワークや在宅勤務が増えた今、オフィス以外でも快適な空間で仕事をすることが重要視されています。そんな中、参考にしたいのが空港のラウンジ。飛行機に搭乗する前に休憩するのはもちろん、仕事をする人も多い場所です。そこで、日本航空(JAL)のラウンジご担当の方に、羽田空港のJALラウンジのコンセプトや快適な空間づくりへのこだわりを伺い、自宅やテレワーク場所の快適な空間を整えるうえでヒントになる情報を紹介します。
スーパーマーケットはお土産の宝庫!「香港の魅力」を政府観光局の日本人スタ
Jun 25th, 2021 | 坂本正敬
新型コロナ感染症の影響でなかなか海外へ行けない日々が続いています。少しでも海外を感じてもらえればと、TABIZINEでは各国の政府観光局に勤める日本人スタッフに話を聞いてきました。第2回目の今回は香港政府観光局に勤務する林麻里衣(はやし・まりい)さんに、日本に居ながら香港を感じられる言葉やエピソードを聞かせてもらいます。新型コロナウイルス感染症が終息し、再び旅へ出られる時代になった時の参考にしてくださいね。