パリのシンボルはスタイリッシュな立ち姿
パリのシンボルといえば、やはりエッフェル塔。いやいや凱旋門でしょ、という人もいるかもしれませんが、スタイリッシュさではエッフェル塔が一枚上手な気がします。パリの市内にはあちこちに「エッフェル塔のナイスビュー」スポットがあって、古い街並みの向こうにチラリとでも見えると、なかなかに嬉しくなるものです。プランタン(デパート)の屋上から眺めるのもステキだし、セーヌ川を渡るメトロの車内から見る立ち姿もなかなかのものです。
見上げて歩くときは転ばないように注意!
エッフェル塔のもうひとつの楽しみ方は、こちら。16区のトロカデロ広場のすぐ近くにあり、少し高台になっているシャイヨー宮から全景を眺めたあと、エッフェル塔に向かって歩き、セーヌ川を渡りながらどんどん近づいて、エッフェル塔の足下を潜り、シャンドマルス公園に抜けるというウォーキング・プラン。
どんどん近づいていくとその大きさが実感できるし、パリジャン&パリジェンヌが近くに高い建物を建てずにエッフェル塔を中心とした景観を守っていることがよくわかります。
そして、エッフェル塔を下から眺めると、遠くから見ていたのとは別の美しさに、やっぱり感動してしまうのです。
ゆっくり歩いて20〜30分ほど。シャンドマルス公園の芝生をすぎて振り返ると、広告などでよくみるエッフェル塔の姿を見ることができるというオマケもついている、エッフェル塔満喫のウォーキング・プランなのでありました。