アメリカ人のバックパッカーがアジア旅行に行く際に持っていく持ち物から、アジア旅行のヒントを得ることができます。Tourism on the EdgeというWEBサイトでは、このように紹介されています。
着るもの
「荷物が重くなるので、あまり服は持っていかないほうが良い。Tシャツ3枚、ズボン2本程度で充分。服は安いので、現地で調達することもできる」
確かに、東南アジア諸国であれば気候的にも、見栄え的にも軽装で良さそうですね。逆にきれいな恰好をしていくとスリにあう可能性もあるでしょう。特に日本人というだけでお金持ちに見られる傾向があるので、かえって質素なほうが安全かもしれません。ただ女性は無防備にならないように気をつけたいですね。
履くもの
「アジアの気候は温かくて湿潤の場所が多いので、風通しの良いものがおすすめ。その点、スポーツサンダルは条件に合っている。ただハイキングがメインとなる日には、それなりの靴を持っていくと良い」
着るもの同様、靴もサンダル系の軽いラフなのがジメジメせず、良さそうですね。ただ、つま先を保護する「サボ」のようなタイプのほうが怪我もしづらく良いように思いました。
もちろん、ハイキングシューズは、一足バッグに詰めておくと安心です。
化粧・衛生用品
「ドラッグストアがあるので化粧品は最低限で良い」
「かみそりや、ウェットティッシュ、トイレットペーパーは重宝する」
確かに現地のドラッグストアではある程度、必要なものはそろっていそうですが、私たち日本人からすれば、同じアジア諸国でも衛生的に不安がある国もあるので、ウェットティッシュやトイレットペーパー持参は良い知恵だと思います。
また、海外の化粧水や洗顔料、シャンプーはお肌に合わないこともあるので、持参したいところです。
薬
「虫よけスプレーがカギになる。現地のドラッグストアで現地調達することができるが、現地に着いたら必ず一つはゲットするようにしよう」
虫よけスプレーは、日本人にとっては意外と盲点かもしれませんね。ぜひ現地のドラッグストアでゲットしたいものです。ただ、海外の虫よけスプレーは肌の弱い人には刺激が強いかもしれないので、日本から自分にあったものを持参しておくこともおすすめです。
「ハイキングをする場合には、バンドエイド、胃腸薬、鎮痛剤および殺菌剤は必需品」
海外旅行先でのハイキングは、日本と比べて自然が険しく、アウトドア的要素が強そうなので、万全の体制で臨みたいものですね。
胃腸薬は、ハイキングでなくとも海外旅行先では必需品かもしれません。
ガジェット類
「より荷物を軽くするために、ノートパソコンよりもタブレット、タブレットよりスマートフォンが良いのに越したことはない。充電器、接続する2、3本のケーブルなどを携えよう。もちろんアダプターと変換器を忘れずに。変換器については、各国ごとの事前調査も忘れずに。
ちなみにカメラは写真の質を高めたければ、iPhoneではなくてカメラがおすすめ」
モバイル端末を持ち歩くのは良いですが、やはり充電できなければ持っていた意味がありません。でもこれだけのガジェット類を持参するだけで大荷物になってしまうのもちょっと困りものですね。
カメラの写真の質を取るか、身軽さを取るか・・・。どちらガ自分には大切か考えてからガジェット類は準備する必要がありそうです。
その他
「宿泊先によってはタオルが用意されていないところもあるので必需品。特に速く乾き、軽いタイプのものがほしい人々のために作られる“トラベルタオル”のようなものが良いだろう」
「耳栓は騒々しい通りにある宿などで重宝する」
「ポケット・ナイフは缶を開ける際に重宝する」
トラベルタオルとは、ポリエステル100%で吸水性と速乾性が特徴のタオルなどがそれに相当するようです。耳栓は安眠の必須アイテムかもしれませんが、物音が聞こえずらいという点では安宿では特に女性は防犯上少し怖い気もしますね。
ポケット・ナイフは本当に重宝するようですね。ただ、ナイフは機内に持ち込めないので、持参はできませんので気をつけてくださいね!(受託手荷物としては持ち込める場合もあるようですが、詳しくは各エアラインの荷物規定と各空港のセキュリティガイドを要確認)
[成田空港セキュリティガイド]
基本的な持ち物ばかりですが、日本人もアジア諸国に行く際には参考にすることができると思います。
余談ですが、バックパッカーの間では、アジアは暑いのでエアコンとアイスクリームを目当てでコンビニに行くことが多いようです。バックパッカーならではのサバイバル術ですね。