
国旗にもいろいろありますが
もうすぐソチ五輪開幕ですが・・・スポーツ観戦などしていると、選手の紹介に国旗が記載されていることがあります。でも世界には195か国(日本外務省発表)あるわけで、それを国旗で表現されても、ちょっと困る。えーこれどこー? なんて慌てる前に、オリンピックまでにわかるようにしておきたいもの。今回は国旗にまつわるあれこれ、調べてみました。
同じ国旗の国があるのです
インドネシアとモナコ、チャドとルーマニアが同じデザインの国旗になっています。正確にはインドネシアとモナコは縦横の比が違うのですが・・・どちらも、同じであるということで少々モメたようですが、今はまぁいいか! ということになっているようです。

インドネシア国旗

モナコ国旗

チャド国旗

ルーマニア国旗
歪んでるんじゃない?
お次に見ていただきたいのは、フランスとバングラデシュの国旗です。どっちも何か変だなぁと思われた方、素晴らしいバランス感覚です。フランス国旗の3色は正確に3等分ではありません。青30%、白33%、赤37%なのです。バングラデシュの国旗の丸い赤が真ん中じゃなくて、ちょっと左よりに見えるのも間違いじゃありません。どちらも国旗が風にたなびいた時にきれいに見えるように、少しずらしてあるんですって。配慮が細かいです!!

フランス国旗

バングラデシュ国旗
デザインにもいろいろあります

エクアドル国旗
色を最も多く使っている国旗はエクアドルのもの。
逆に最も少ない色の国旗はリビアの単色緑だったのですが、2011年に変更になりました。

ネパール国旗
四角形ではない国旗はネパールで、二つの三角形はヒマラヤ山脈を表現しているとか。

パラグアイ国旗表
国旗では現在世界で唯一、表と裏のデザインが異なるのがパラグアイです。

日本国旗
ちなみに日本の日の丸は、実は世界でとってもデザイン的に評価が高いんだそうですよ。
ちょっとしたミスが大変なことになる

フィリピン国旗
最後に、ちょっとしたミスが大変なことになる国旗を。フィリピンの国旗は上が青、下が赤が正しいのですが、戦時下にあると国が判断するとこれを逆にするんだとか。うっかりでも何でも、上が赤にならないことを祈るばかりです。


