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現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

Posted by: AOI
掲載日: Feb 3rd, 2014. 更新日: Jan 20th, 2017
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馬車の標識があるアーミッシュの村

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

アメリカ・ペンシルベニア州やカナダ・オンタリオ州などに住む、「アーミッシュ」と呼ばれる人たちのことをご存知ですか? 彼らは移動をするとき、車には乗りません。馬車で生活をしています。

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

アーミッシュはキリスト教プロテスタントの一派で、基本的に農業を営みながら集団生活をしています。彼らは復古主義をつらぬいて現代文明を否定。なんと、2014年の現在でも電気さえ使わずに、古くからの生活様式を信仰とともに守っています。

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

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アーミッシュの居住区には、牧歌的な風景が広がっています。ちゃんと学校もあるんですよ。アーミッシュとして生まれ育った人は、成人になるとアーミッシュとして生きていくか、外の世界に旅立つか、選択することができます。

古きよき時代を守り続けるアーミッシュの文化

シンプルな服装もアーミッシュの特徴です。男性は無地のシャツに、吊りズボン。結婚すると顎髭を伸ばします。女性も無地のワンピースに、布でできているボンネットという帽子をかぶります。写真を撮られることを嫌がり、その生活の実態は謎に包まれている部分が多いです。

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

女性達は代々受け継がれてきた手仕事として、キルトを作ります。アーミッシュ・キルトの美しい幾何学模様といったら!

現代文明に頼らず馬車で生活する、「アーミッシュ」の知られざる世界

アーミッシュとひとくちに言っても、様々な種類があり、生活様式に対する厳格さにも差があります。アメリカの「ランカスター」という街では、アーミッシュの村の一部を観光としてめぐることができます。その質素な生活のなかで、彼らが守っている幸せについて、思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

[All Photos by shutterstock.com]

AOI

AOI ライター・編集者
編集プロダクションを経てフリーランスに。自然が好き。堅苦しいことが苦手。旅するときはあまり計画をたてない。一度国際線に乗り遅れたことがある。

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