「鳥のように空を飛びたい・・・」
誰しも、子どもの頃にそう願ったことがあると思います。残念ながら翼を手に入れることはできませんが、憧れの大空を生身で体験できるスポーツがあります。
ウイングスーツ
今最も先端を行く、空飛ぶスポーツ。ウイングスーツは、腕と脚を広げるとまるでムササビのような形になる滑空用スーツです。このスーツを来て崖の上などの高いところから飛び降り、まさにムササビや鳥のように飛行します。水平平均飛行速度は最大時速250km以上だとか!
ただしこのスポーツ、いわずもがな非常に非常に危険です! ウイングスーツの使用にあたっては、最低200回以上のスカイダイビング経験とインストラクターによる丁寧な指導が必要。一般人にはまだまだ手の届かないスポーツですが、いつか安全性が確立され、多くの人が挑戦できる日が来ることを願います。
【YOU TUBE:SPLIT OF A SECOND – A film about wingsuit flying】
気球
ヘリウム、水素、熱した空気など、大気よりも軽い気体でバルーンを満たし、ゆっくりと空中浮遊します。色とりどりのバルーンが空に浮いている様子は、見た目にも素敵。日本でも毎年各地で気球の大会が実施されており、多くの人の目を楽しませています。
[2014佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(10月30日〜11月3日)]
[2014 熱気球ホンダグランプリ第2戦/第22回 佐久バルーンフェスティバル2014(5月3日〜5日)]
スカイダイビング
高度4000メートルくらいまでの高さから飛び降り、高度700メートルくらいまでパラシュートを開かずに空中遊泳します。一般体験はインストラクターと一緒に飛び降りるので、安心安全。とはいえ、飛行機から飛び降りるときはかなりの勇気が必要です。度胸のある方はぜひチャレンジを!
ハンググライダー
フレームに三角の帆を張った小型グライダーにぶらさがって飛行します。初心者はインストラクターと一緒に体験できます。
パラグライダー
空飛ぶスポーツのなかで最もチャレンジしやすいのが、パラグライダー。山などの斜面を駆け下り、パラシュートに風を受けて滑空します。
傘?
子どもの頃の話に戻りますが、傘を広げて坂道をかけおりると、傘に空気の抵抗を感じられて、「少しだけ飛べるかもしれない」と思ったことはありませんか? だから、傘を広げて何度も何度も坂道をかけおりた記憶があります。大人になった今、あの頃の夢を叶えるのもいいかもしれません。