アメリカやヨーロッパの人々って、長期休暇をとってバカンスを楽しんでいるイメージがありませんか?でも実のところ、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始と、年に3度も長期休暇がある日本こそ「休みが多い国」だと海外の人からは羨ましがられたりもしています。
この長期休暇を「有効に活用」する手段として女性を中心に人気を集めているのが「ファスティング休暇」です。ホテルのプランとして登場したりと、数年前から徐々に体験者が増えている過ごし方。その内容は一体どんなものなのでしょう?
温泉地ならではの相乗効果に期待!
そもそもファスティングとは一言で表すならば「断食」のこと。しかし、水以外を全て断つのではなく、野菜などのエキスを発酵抽出した専用のドリンクで、最低限の必要な栄養素を摂取しながら、体内のリセットやデトックスをしていくのが主流です。
草津温泉の「ホテル クアビオ」では2泊3日の「ファスティング(断食)プログラム」を提供しています。食事は「人参ジュース」「三年番茶」「梅干し」を基本セットとし、夜のみ「具なしの味噌汁」がプラス。三年番茶はマクロビオティック食事療法でも愛用されるお茶で、その他の飲み物としては、ジンジャーティー、黒糖、ショウガ葛湯などがあります。
食事以外の行動は基本的には自由。温泉で肌に磨きをかけたり、森林浴に出かけたり、ホテル内でエステやトレーニングを受けたり・・・。次第に身も心も軽くなるのを感じ取ることができそうですね!
一週間過ごして徹底的にダイエット!
伊豆にある「やすらぎの里 断食道場」には、1泊2日で体験する「プチ断食プラン」と6泊7日に渡って滞在する「一週間プラン」があります。
「断食」「デトックス」「食養生」と3つの食事コースがあり、朝は目覚めのヨガと体操、昼はリラクゼーションに重きを置いたヨガ、夜は安眠のためのヨガを繰り返すプログラム内容です。
食事管理と適切な運動を一定期間、同じスケジュールで行うことで、習慣として身に付けることもできそうです。もちろんフリーの時間もありますよ。
まずはホテルで週末のみチャレンジ!
都会にあるシティホテルでも、断食やダイエットに関するプランを設けているところが多々あります。
新横浜国際ホテルの「デトックス・プチ断食プラン」、プチベネフィットホテル広島の「2泊3日プチ断食体験プラン」などなど。気軽にトライしてみるという観点では、設備が整っているシティホテルは最適かもしれません。
本気でダイエットしたいけど、自分一人でやると続かない!という方、長期休暇を利用して、プログラムに身を任せてみると、休暇明けには新しい自分と出会えるかも?