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ただ入浴するだけ、はもう卒業?!旅ツウなら知っておきたい「温泉資格」

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医学の観点から温泉療法を学ぶ

もう少し「温泉を健康にどう活用させるか」という部分にフォーカスしたのが「温泉保養士(バルネオセラピスト)」です。温泉医学、予防医学を学ぶことで、温泉を健康に活かすための知識、技術を習得します。

(社)日本温泉保養士協会が実施する養成講習会にて「温泉の基礎」「温泉分析書の解読法」「温泉療法」「入浴事故防止」「現代型湯治システム」など、11課程を3日間で修得し、試験に合格すると温泉保養士(バルネオセラピスト)として認定されます。

講習会は年に一回となり、受講定員も100名と制限があります。今年は6月13日(金)~15日(日)、神奈川県横浜市にある「かながわ労働プラザ」で開講予定です。

ただ入浴するだけ、はもう卒業?!旅ツウなら知っておきたい「温泉資格」

生活習慣病の予防にも役立つ!

温泉の正しい使い方を指導し、安全管理や応急処置にも対応、さらには各人の身体測定に基づいた健康アドバイスもできるのが「温泉入浴指導員」です。温泉療法のみならず、気候療法、物理療法など、さまざまな自然環境の活用を複合的に学ぶことができます。受講期間は8日間と少し長め。

こちらも年に一回の開催で受講定員は30名。今年は10月8日(水)〜15日(水)、東京都・品川区五反田 「ゆうぽうと」にて開講予定です。

ただ入浴するだけ、はもう卒業?!旅ツウなら知っておきたい「温泉資格」

その他、群馬県・草津温泉発の「温泉観光士」、岡山県・湯原温泉郷発の「温泉指南役」、山形県最上地方の4つの温泉地(赤倉、瀬見、草薙、肘折)発の「スパリエマスター」及び「スパリエ・インストラクター」制度、静岡県・熱海温泉郷発の「温シェルジェ」など、地域に密着した資格もあります。

日本は温泉の宝庫!資格を取得し、知識を増やしていくことは、健康な体づくりに役立つだけでなく、国内旅行を何倍にも楽しくさせる手段一つと言えそうです。

ひらいみか

Mika Hirai ライター
ツアーディレクター、旅行情報誌の編集者を経て2011年に渡米。現地タウン誌の編集者として働いた後フリーランスに。仕事・プライベートで訪れた観光地は数知れず。現在はサンフランシスコ郊外在住。

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