スイーツにリバイバルブーム?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: May 6th, 2014

クロナッツやマカロンなど次々とお菓子のブームの波が来ますが、昔からの味も忘れ難いものです。私達も、おはぎやおしるこ、おだんご、大福などに、ついつい目尻が下がってしまいますよね。

アメリカのオヤツといえば、ドーナッツ、カップケーキ、ブラウニーなどが知られていますが、まだ日本人にはよく知られていないオヤツもあります。そこで今回は、ニューヨーカーが懐かしがる、思い出の味をご紹介しましょう。食べてみたら、きっとハマること間違いなし。次のブームになるかもしれませんね。

アップル・ターンオーバー (Apple Turnover)

サクサクしたパイの中から、とろりとしたリンゴのフィリングが。アップルパイに似ていますが、切り分けなくても良く、もう少し軽い食感。形はお店や家庭によって、異なります。気取らずに、菓子パン的にかぶりつきたいオヤツです。ニューヨーカーにとって懐かしの味のようで、ベーカリーで良く売れていました。優しく、ほっとする味で、万人に好まれます。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©chocolatemoosey.com

ピーナッツ・ブリトル(Peanut brittle)

アメリカ人はなにしろピーナッツ・バターが大好き。パンに塗るのはもちろん、チョコレート、アイスクリーム、クッキーでもピーナッツ・バターを使います。このピーナッツ・バター味のキャンディ、中にはピーナッツもたっぷり、カリカリ、ポリポリと食感が楽しいお菓子です。日本で言えば、ピーナッツおこしでしょうか。食べ出したら、止まりませんので、ご注意を(笑)。アメリカのお菓子売り場には必ず置いてあります。作るのも意外に簡単そうですよ。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©Brandy’s Creations

ボストン・クリーム・パイ(Boston cream pie)

東海岸ボストン発祥のお菓子。パイと言っても、実際にはケーキです。スポンジケーキの間には、生クリーム、ふんわりとソフトなカスタードクリームがたっぷりと。Dunkin Donutsのドーナッツメニューでも、ボストン・クリームが一番人気なほど。
チョコレートたっぷりのこのケーキ、実は男性ファンの方が多いんですよ。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©The Cottage Market

今まで食べた中で、NYイチ美味しかったのは、この店。スポンジはふわふわと、クリームは空気のごとく軽く、甘過ぎず、夢のごとし。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©Conti’s Pastry Shoppe

スティッキー・バン (Sticky Bun)

シナモンロールの上に、アイシング+ピーカンナッツがどっさり。見た目を裏切らない、高カロリー。しかし、やめられない美味しさ。溶けた砂糖がベトベトしていることから、こう呼ばれます。「ただいま〜」と学校から帰ってきて、「オヤツ、出来てるわよ〜」とこんな素敵なオヤツを出されたら、子供は素直に育ちそうです。いつの時代にも、子供には愛情と手作りのオヤツが必要な気がしますね。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©Moore Adventures

ウーピー・パイ (Whoopie Pie)

東海岸ペンシルバニアのアーミッシュ(独自の信仰により自給自足の生活をしているドイツ系移民)の伝統的お菓子。チョコレート味のケーキ生地をしっとりとまあるく焼いて、たっぷりのバタークリームを挟んだもの。日本で言えば、どらやきみたいなものでしょうか。ウーピー・パイは、冷たいミルクと良く合うそう。にこにこしながらかぶりつく子供たちの笑顔が似合う、まんまるのお菓子です。

スイーツにリバイバルブームがあるかも?!ニューヨーカー思い出のオヤツ5選
©Everyday Occasions

どれも美味しそうで、食べたくなったでしょう?たまには家でゆっくり菓子作りなんていう過ごしかたも、良いかもしれませんよ。日本語でもレシピがたくさん出ていますので、作り方はウェブで検索してみるのがおすすめです。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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