『その死を悼むだけでは、あなたの世界は変わらない』
現在公開中の映画「マンデラ 自由への長い道」は、ネルソン・マンデラの自伝「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」を実写化した伝記映画です。彼は、アパルトヘイト(人種隔離政策)の反対運動家として尽力した後、27年もの長い年月を牢獄で過ごし、その後南アフリカ共和国で初の黒人大統領となった英雄的存在です。そして2013年の12月、世界中の人々に惜しまれながら、95歳でこの世を去りました。
今回は、このマンデラゆかりの地をご紹介したいと思います。
南アフリカ、マンデラゆかりの地
ネルソン・マンデラゆかりの地は、南アフリカ共和国の各地に点在しています。
1946年に住んでいたというヨハネスブルグのマンデラ・ハウスは、マンデラが約14年暮らし、長い牢獄生活の後にも最初に戻ってきたといわれる家です。ここではマンデラが実際に使っていた家具や寝具などを見ることができるそうです。
実際にマンデラが入ったという刑務所の独房や労働していた石灰岩の石切り場などのあるロベン島。島の内部が博物館として公開されています。
そしてマンデラの巨大な銅像が目の前にある首都プレトリアの政府庁舎ユニオンビルも、マンデラゆかりの地。
マンデラの死後、遺体はここで三日間公開安置され、各国の要人や一般市民など、多くの人がその死を悼み、ここを訪れました。
映画で見たマンデラに想いを馳せながら、南アフリカまで旅に出てみるのもいいかもしれませんね。
ネルソンマンデラゆかりの地は、南アフリカ観光局のWEBサイトで知ることができます。また、南アフリカ観光局では、ネルソンマンデラの映画の日本公開を記念して、ツイッターキャンペーン(2014年6月20日までの期間限定)を実施しています。抽選で1組2名に「ネルソン・マンデラゆかりの地を訪ねる南アフリカ8日間の旅」をプレゼントする予定だそう。
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