アメリカ全土のビーチを調査して発表し続けている “Dr.ビーチ” こと、フロリダ国際大学のスティーブン・レザーマン教授。水質・砂質、安全度、衛星度、施設充実度など、およそ50項目に及ぶ厳しいチェックのもと、約650ものビーチを歩き、全米ベストビーチを選出しています。今年で24回目となる2014年、最新ビーチランキングが発表されました。気になるトップ10をご紹介します!
第1位 オアフ島「カハナモクビーチ」
毎年メモリアルデー(5月最終月曜日)の前に発表される「アメリカ・ベストビーチ」。環境科学で博士号を取得しているDr.ビーチが選ぶ第1位。オアフ島の「デューク・カハナモクビーチ(Duke Kahanamoku Beach)」が金賞に輝きました!
ハワイアン・ヒルトン・ビレッジの目の前、ワイキキビーチに属する小さなカハナモクビーチ。1位に選んだ理由について博士は、安全際が極めて高く、家族向けで楽しめる。水質も良好で砂も美しい。またオアフ島で施行されているビーチ禁煙法により美しい景観が保たれている……などを挙げています。
面白い名前のビーチですが、20世紀初頭にオリンピック競泳で連覇を記録したハワイの英雄デューク・パオア・カハナモクに由来しています。ライフセーバーが常時滞在していること、シャワーやトイレ、マリンスポーツのレンタルショップ、スナックスタンドまで施設が充実していることも理由だそうです。安全、治安面でも高く評価されている旅行先にぴったりのビーチです。
第2位 フロリダ州「ベアフットビーチ」
続く第2位に選ばれたのは、フロリダ州ボニタスプリングスの「ベアフットビーチ(Barefoot Beach)。世界屈指のリゾート地としても有名なフロリダにある美しいビーチです。
ビーチ沿いにはレストランなどの施設、横たわれるビーチソファなどもあります。まさにバカンスにもってこいの場所です。
安全面の高さも評価されています。家族みんなで楽しめるというのもポイントですね。
第3位 フロリダ州「セントジョージ・アイランド州立公園」
フロリダ州パンハンドル「セントジョージ・アイランド州立公園」(St. George Island)が3位にランクイン。島の東側が自然保護地区の州立公園とされており、美しいビーチも観光名所のひとつです。
「きらめく砂浜と澄んだ海水」に魅了されて、たくさんの観光客が訪れるビーチ。周辺には野生動物の姿も多く、バードウォッチャーにも人気が高い公園です。
周辺は美しい景観のコンドミニアムなどが立ち並び、ビーチとともに注目されています。
ベスト10入りしたビーチは?
2014年、全米ベストビーチ・トップ10はこちらです。
1位・デューク・カハナモクビーチ(オアフ島ワイキキ)
2位・ベアフットビーチ(フロリダ州ボニタスプリングス)
3位・セントジョージ・アイランド州立公園(フロリダ州パンハンドル)
4位・ワイマナロベイ・ビーチパーク(オアフ島)
5位・ハモアビーチ(マウイ島)
6位・ケープ・ハッテラス(ノースカロライナ州アウターバンクス)
7位・ケープフロリダ州立公園(フロリダ州キービスケイン)
8位・コーストガード・ビーチ(マサチューセッツ州ケープコッド)
9位・ビーチウォーカー・パーク(サウスカロライナ州キアワアイランド)
10位・デルノア・ウィギンス・パス州立公園(フロリダ州ネイプルズ)
独自の目線で調査を続けるDr.ビーチですが、ガイドブックでよく目にする「全米No.1に輝いた○○ビーチ」というコメントは、このベストビーチのことなのです! アメリカ合衆国といえ、島国のハワイからは3つのビーチがベスト10入りしています。
毎日暑い日が続くこの季節。爽やかなブルーは見ているだけでも癒されますね。夏休のバカンス先に、ベスト10ビーチを候補にしてみるのも良いかもしれません。
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HARUNA ライター
ライフスタイル、旅行、美容・健康、ファッションなどのコラム記事を執筆しているライターのHARUNAです。両親が貿易雑貨の仕事をしており、幼少の頃から買い付けに同行してヨーロッパなど各国を周りました。その影響で海外旅行が大好きに。文章を書く仕事を経て、現在はフリーのライターとして活動中。海外旅行が生きがいで、特にハワイとフランス好き。各国の楽しいニュースをお届けしたいと思います!
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