青い町といえばモロッコのシャウエンが有名ですが、実はここ、インドのラジャスタンにも町全体が青く塗られた場所があります。「ブルーシティ」と呼ばれる城塞都市、ジョドプールです。
町を見おろす丘の上にどっしりとそびえるのはメヘラーンガル砦。岩山全体が城壁で囲まれ、中の宮殿の装飾も素晴らしいのだそう。
砦から見おろした町。一面に青が広がっています。一瞬運河が張り巡らされているのかと思うほど。
青とコラボする乗り物や生き物の風景
青い背景の前では、無造作に置かれた乗り物や休憩中の犬さえもフォトジェニック!
そしてなんと、お猿もいるんです。一見哲学的に見えるお猿ですが・・・実はいつも軒先の洗濯物を狙っています。逃げ足も早そう、油断大敵ですね。
さまざまな青に出会える
一言で青と言っても、さまざまな色味があり、光の加減や差し色との兼ね合いによっても見え方は全く変わってきます。
赤い差し色は、ハッとするほど印象的。街はペンキで塗り直されていくので、訪れるたび町の青も少しずつ変わっていくそう。
夕暮れ、夜が訪れるまでのつかの間に浮き上がる青の町、ジョドプール。次は、どんな青に出会えるだろう。そんな風に期待しながら町を散策するのも楽しそうですね。
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