夏の夜空を美しく彩る打ちあげ花火。近くでみる花火は、迫力も活気もあり、テンションも上がりますよね! 保安距離がせまいため、驚くほど近い距離で大きな尺玉花火が楽しめる北海道の「真駒内(まこまない)花火大会」が大注目されています。近すぎてスゴイ!驚くべき臨場感!と話題の同花火大会の様子をみてみましょう。
今年で4回目! 早くも大注目の人気イベントに
北海道札幌市内で開催される「真駒内花火大会」は今年で4回目。まだ始まってまもない花火大会といえますが、全国から多くのツーリストが集まるイベントとして注目されています。昨年は有料チケットが全て完売、会場内には2万人を超える来場者、そしてチケットが手に入らなかったお客さんが会場外に5万人ほど集まったのだとか!
北海道だからこそ味わえる花火との至近距離
同花火大会がなぜここまで注目されているのか、それは「驚くほど距離が近いから」なのだそう!
花火大会には、保安距離というものが法律で定められています。これにより、花火を安全にみるため、立ち入り禁止になる距離が決められます。民家や建物施設、道路などがあれば距離は広くなります。
各都道府県によって周辺状況により「ここからは立ち入り禁止」という距離が変わるのですが、広大な土地を持ち、自然に囲まれた北海道は・・・もちろんその距離が狭くなります。
そして同花火大会は、なんとスタジアムの中で花火大会が行われるというから驚きです。都心では考えられないほどの至近距離で打ち上げられることが、人気の秘訣のようです。
スタジアムだから実現!日本伝統の花火と最先端の音楽システムがコラボ
伝統花火技術を守り続ける花火師がひとつひとつ丁寧につくりあげる花火、打ちあがる際には最先端の技術を駆使した音楽システムにより、花火と音楽のシンフォニーが繰り広げられます。驚くことに、0.003秒(!)の速さで花火が連打で打ち上げられます。音楽に合わせて、次々と打ちあがるその姿は、圧巻のひと言! ド迫力な光景に圧倒されてしまいます。
ちなみに、会場となるスタジアムは、1972年の札幌オリンピックで使用された大型スタジアムです。過去に日本を代表する有名アーティストの方々がライブを行った場所でもあります。音の設備や観覧席からの眺めにも工夫が凝らされていて、音と花火の美しい競演を堪能することができます。
北海道だからこそ楽しめる至近距離の花火と、音楽のコラボレーション。夏の思い出づくりにひと役かってくれそうです。
開催:2014年7月12日(土)悪天候時は13日に変更
時間:16:00 開場 19:45 打上 20:45 終演(飲食ブースは13 時より営業)
場所:真駒内セキスイハイムスタジアム(札幌市南区真駒内公園)