ワシントンDCは、さすがアメリカの首都だけあって、他のアメリカの都市に比べ、町全体に整備が行き届いています。政府機関はもちろんの事、世界銀行など国際機関もこの都市に位置しています。
そんな、少しかっちりした印象を受けるワシントンDCですが、実は庶民派のエリアも存在するのです。今回は、エキゾチックな雰囲気が漂う、ワシントンDCにいるとは思えない、庶民派におすすめのエリアを現地レポートします。
デュポン・サークル(Dupoint Circle)
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政府機関のあるエリアから少し離れた場所にある、Dupoint Circle。すぐ隣には、大使館が集まるエリアがありますが、ここはとってものんびりした雰囲気。
本屋やカフェが立ち並んでいます。デジタル化が急速に進むアメリカ、閉めざるを得ない本屋も多くあるようですが、このエリアには雰囲気のよい本屋やブックカフェが何件も立ち並んでいました。
スーツを来ている人も少なめですので、休憩するにはもってこいのエリア。地元の人で賑わっていて、人間ウォッチングも楽しいですよ。
ナイトライフも充実しているDupoint Circle。「気取った雰囲気が苦手・・庶民的な場所が好き」という方にぜひおすすめしたいエリアです。
アダムス・モルガン(Adams Morgan)
大使館が多く集まるエリアから少し奥に行った場所にあるのが、Adams Morganというエリアです。ここにはヒスパニック系の人がたくさん住んでおり、「ここはワシントンなの?!」と思わず首をかしげてしまいそうな、異国感たっぷりのエリアです。
とってもカラフルな街並みです。ここにも多くの本屋や古着屋、そしてオープンカフェが並んでいます。若者が多いのも特徴の1つです。
中南米の料理専門店も多く、本場の味が楽しめます。こちらはメキシコ料理、タコス。お値段もとっても良心的です。
色とりどりのお花が、街全体に咲き誇っています。お散歩をしているだけでもとっても気持ちが良いです。ただ、ワシントンDCは、夏は気温がものすごく上がりますので、日焼け止めをお忘れなきよう!
政治の中心地でありながら、庶民的な雰囲気もしっかり残るワシントンDC。どちらの雰囲気も楽しむと、さらに充実した旅になると思います。