エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジア巡り

Posted by: Sae

掲載日: Oct 30th, 2014

できれば色んな国に行きたい。でも、長期間休むのは難しい・・・。そんな思いをしている旅人のみなさん!メルボルンに来れば、東南アジアや中東の雰囲気を楽しめてしまうのをご存じでしたか?今日は、移民の街メルボルンで過ごすエキゾチックな1日をご紹介します。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり

まずはベトナムへ

メルボルンの中心地から、電車に揺られて西へ約5km。目指すは、メルボルン有数のベトナム人街Footscray(フッツクレイ)です。下車してすぐに気が付くのは、街行く人びとの多国籍さ。ベトナム人街として有名ですが、最近はアフリカ系や中東系移民の姿も多く見られます。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

キッチン用品や雑貨を売るお店。アク取りお玉から土鍋、そしてホウキまでなんでも揃います。お値段が安いのも魅力的。こうしたアジア系商店の特徴は、バケツなどのプラスチック製品が山のように売られていること。100円均一のオーストラリア版、3ドルショップもよく見かけます。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

こちらは東南アジア食材を取り扱うお店。コリアンダーなどの野菜はもちろん、インスタント食品やアイスクリーム、そして缶ジュースも豊富に揃います。東南アジアで食べた、忘れられないあのお菓子も、ここなら見つかるかもしれませんね。

Footscray Market(フッツクレイ・マーケット)は、新鮮な成果や精肉が安く手に入る市民の台所。至るところにベトナム語表記が見られ、気分は完全にベトナムです。

ベトナム料理といえばフォーですよね。お店にもよりますが、お値段は1杯8ドルからと良心的!本場の味が楽しめるとあって、様々な国籍のお客さんで賑わいます。

次は中東とインドへ

ベトナムを堪能したら、次は中東とインドを目指しましょう。メルボルンの中心地から北へ約7km。ヒッピー文化が色濃く残る街の先に広がるCoburg(コバーグ)は、中東系そしてインド系移民の多く集まる街です。街のそこここで見かけるアラビア文字や、店先から漂うスパイスの香りが、より一層中東っぽさを演出します。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

アラブ系食材を扱うお店です。こちらでは、トルコの求肥とも言えるターキッシュ・デライトがたくさん売られていました。他にも、ナッツやドライフルーツも多数揃っています。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

こちらもアラブ食材のお店です。イスラム教徒が多く住む地域なので、レストランはハラルマークを掲げるところがほとんど。元はトルコ系移民の多く集まる地域だったことから、ケバブレストランもあります。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

中東系のお店が並ぶ路地の外では、ローカルの人たちがのんびりしている姿も。男性だけで集まっている様子は、中東の国々のカフェを思い出させます。聞き慣れない響きの言語が飛び交い、エキゾチックな雰囲気が漂います。

エキゾチックな休日。メルボルンで楽しむ中東&東南アジアめぐり
©Sae

こちらはインド系の洋服店。ウェディングドレスなど、お祝いの席で身に着ける服を扱っています。カラフルなバングルも売っているので、お洒落なインド小物を探しにやって来る人も多いそうです。街にはインドレストランも多いので、お腹も大満足な1日が過ごせそうです。

オーストラリアにいるはずなのに、聞こえてくる言語や目にする文字は英語じゃない。そんな不思議な感覚が楽しめるFootscrayとCoburgは、エキゾチックな1日を堪能するのにもってこいの場所ですが、特に夕方以降は治安はあまり良いとは言えませんので、気を付けてくださいね。

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Sae

Sae ライター

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

SHARE

  • Facebook