海外旅行中に外食などをする際気をつけたいのが、その国のチップ事情。なんと世界にはチップが違法な国もあるようです。今回はトラベルサイト「WeGo」が発表した世界のチップ事情を紹介します。
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チップが違法?!
南米の国、アルゼンチンではチップは何と違法だそうです。また、ベトナムでも同じく違法だそうです。(CCRAより)
これはおそらく、国の管理外での商売やビジネスが観光客向けに行われているという要因が関係していそうですね。しかし実際は、チップを期待しているウェイターなどが多いようです。
チップを渡す事は侮辱行為?!
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WeGo、そしてCCRAによると、日本でチップを渡すという行為は相手を侮辱しているとみなされる行為だそうです。また、フランスでも同じような考えが存在するそうです。
フランスは日本人にも人気の観光地なので、これはぜひ気をつけたいですね。しかし、時と場合によってはチップを渡す必要がある場合もあるかもしれませんので、本当に困ってしまった時は周りの様子を伺ったり、他のお客さんに訪ねてみるなど確認をする事が大事かと思います。
チップは当然
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これはもう皆さんもご存知かもしれませんが、アメリカではチップを渡すのは当たり前の行為。サービス業の賃金の低さなどが関係しているのでしょうね。また、カナダやメキシコなどでもチップを渡す行為は当たり前とみなされているようです。
チップを渡すのはあなた次第
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イタリア、イギリス、韓国やスペインなどの多くの国では、接客に大いに満足がいった場合チップをする事もあるようですが、通常はなし。
こういうケースが一番対応しやすそうですね。心のこもったおもてなしをしてくれた相手には、感謝の気持ちを込めてチップを渡せれば、相手にとっても自分にとっても一番気持ちが良い行為ではないかと思います。ですが、国によってはチップを含んだ料金を精算してくるお店などもありますので、あまり気前よくなりすぎず、落ち着いて行動する事が大切です。
戸惑いがちになるチップの習慣の違い。出発前には軽く下調べをしていくと良さそうですね。だけどあまりナーバスになりすぎず、旅を楽しむ事をお忘れなく!
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