寒さが身にしみる今日この頃、暖かい日差しが差し込む南国へ旅立ちたい気持ちが強くなります。しかし、海外のビーチリゾートに行くには時間がかかりすぎる、と二の足を踏んでしまいがち。
そんなとき2泊3日の週末旅でも南国気分が味わえる沖縄の離島は魅力的。クラブツーリズムによる「あなたの行きたい観光地グランプリ2015」でも、沖縄の宮古・八重山は1位に輝いています。
波照間島(はてるまじま)は、八重山諸島のひとつ、日本最南端の島。天体観測好きなら、ぜひ一度は見ておきたい南十字星を見ることができます。ビーチも透き通るエメラルドグリーンと白い浜辺で夢のようです。
波照間島って遠くないの?
東京から波照間島へ向かう道のりは、とても遠そうに感じますが、実際はそれほどでもありません。羽田空港を7時台に出発すれば、お昼すぎには波照間島に到着できます。石垣空港からバスやタクシーなどで石垣港に向かい、フェリーに乗れば約1時間で波照間島へ到着。
沖縄文化を肌で感じられる、サンゴの石垣や赤瓦屋根の民家
波照間島では267世帯544人が生活していて、はるばる最南端の島まで来て良かったと思える静かで落ち着きのある集落を見ることができます。観光客も他の沖縄の離島よりも少なく、リゾートホテルもないため、ゆっくりと町を散策することができそうです。まるで古き良き沖縄の田舎町を歩いているような気分に。
エメラルドグリーンの美しい海を堪能できる西の浜ビーチ
島の北西部にある西の浜ビーチ。透き通るエメラルドグリーンの海と白い浜辺を眺めていると、ここが日本であることを忘れてしまいそうです。防波堤の外側はサンゴや魚が多いため、シュノーケリングを楽しめるスポットでもあります。また、ビーチには屋根付きの休憩所もあり、寝転がって読書やお昼寝をしてもいいでしょう。
のんびりと歩きたいサトウキビ畑の道
波照間島には多くのサトウキビ畑があり、サトウキビ畑に囲まれた道を歩くことができます。レンタル自転車でサトウキビ畑の道を走るのも波照間島旅行の醍醐味のひとつ。日常を忘れるひと時となるでしょう。
美しく輝く南十字星が見れる、星空観測タワー
日本最南端の天文台『星空観測タワー』。南十字星が一番よく見れる観測タワーとして天体観測好きな人にも有名な場所。12月~6月の晴れた日であれば、南十字星を観測できます。天体についてあまり詳しくなかったとしても、プラネタリウムで説明を受けられるので安心。最南端の島ならではの星空を眺めれば、ロマンチックな気分に浸れます。
おまけ:ぜひ味わってみたい!波照間島 黒蜜
今期は2014年12月14日より製造と発売が開始になった波照間島黒蜜。これが黒蜜だ!と思える本物の味。原材料が少ないため、少量しか生産できない希少価値のある製品でもあります。ぜひ、波照間島に行ったら入手して、ぜんざいやアイスにかけて食べたいものです。
[クラブツーリズム]