北陸新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Apr 5th, 2015

2015年3月14日に北陸新幹線が開業し、東京⇔富山間が最短2時間7分で結ばれるようになりました。これからは日帰りでも富山の旅を楽しめる時代になりましたが、「富山っていったい、どこがお勧めなの?」と疑問に思う人も多いはず。
そこで今回は、「富山に来たら絶対にしたい11のこと」と題して、富山の旅では絶対に外せないグルメ&スポットを紹介します。

■1:弥陀ヶ原(みだがはら)

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

中部山岳国立公園内、立山連峰と後立山連峰を富山から長野へ横断する、直線距離37kmの立山黒部アルペンルートに弥陀ヶ原(みだがはら)という広大な湿原があります。ラムサール条約にも登録された、標高2,000mに広がる高山植物の楽園です。

■2:黒部ダム

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

電源王国、富山を代表する東洋一の巨大水力発電所、黒部ダムです。高さ日本一の186m、長さ492m、貯水量は東京ドーム約161杯分(約2億立方m)という途方もなく巨大なダムです。

■3:黒部峡谷トロッコ電車

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

日本で最も深いV字の黒部峡谷を、トロッコ電車で走り抜ける全長20.1kmのアトラクションです。
沿線には秘湯として有名な黒薙(くろなぎ)温泉、鐘釣(おんせん)温泉、万年雪などがあり、車窓からの景観は見る者を飽きさせません。

■4:富山湾の海の幸

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

500種類以上の魚介類が生息する富山湾。その富山湾の王者と呼ばれる「氷見(ひみ)の寒ブリ」、冬の味覚の女王「新湊(しんみなと)のベニズワイガニ」、富山湾の神秘「滑川(なめりかわ)のホタルイカ」、富山湾の宝石「シロエビ」は、富山の旅では外せません。

■5:越中おわら風の盆

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

全国的な知名度を誇る晩夏のお祭りです。毎年9月1日から3日の期間中は、富山市内のホテルが観光客で軒並み満室になるほど。
石畳と町屋が美しい坂の町八尾(やつお)では、胡弓(こきゅう)と三味線、民謡の歌声に合わせ、踊り手が舞いを披露します。

■6:松川の桜

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

富山城跡に沿って流れる運河、松川の沿岸には460本のソメイヨシノが植えられており、春になると満開の桜が圧巻の景観を作り出してくれます。日本さくら名所100選にも選ばれる桜のトンネルを遊覧船から楽しんでください。

■7:富山湾の眺め

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

世界で最も美しい湾クラブに、日本代表として松島湾と並び加盟する富山湾です。ヒスイが取れる海岸や蜃気楼(しんきろう)、富山湾越しの3,000m級の立山連峰など、見どころは尽きません。

■8:五箇山(ごかやま)合掌(がっしょう)造り

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

1995年に世界文化遺産に登録され、ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンでも三つ星に選ばれた五箇山合掌造り集落。山深い豪雪地帯の五箇山では今もなお人が暮らし、江戸時代から続く生活を守ってくれています。

■9:瑞龍(ずいりゅう)寺

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)坂本正敬

富山県西部の高岡市にある1663年建立の国宝の瑞龍(ずいりゅう)寺です。加賀藩の2代目藩主である前田利長(としなが)の菩提寺として、20年近くを費やして作られました。総門、山門、法堂、仏殿などが一直線に並ぶ、禅宗寺院建築の典型的な様式が見られます。

■10:散居村(さんきょそん)の夕暮れ

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

県西部の砺波(となみ)平野には、屋敷林に囲まれた吾妻建(あづまだち)の家屋が約100m間隔で離れて並ぶ、独特の集落(散居村)が広がっています。田んぼに水を張った時期の砺波平野の夕暮れは、絶景です。

■11:富山湾鮨(とやまわんずし)

【祝・北陸新幹線開業】新幹線で富山に来たら絶対にしたい「11」のこと
(C)富山県観光連盟

天然のいけすと呼ばれる富山湾の海の幸と、水田率全国1位を誇る米どころ富山のお米を使った富山のすし。「富山湾鮨」加盟の県内各地のすし屋さんでは、10貫+汁物を2,000円から3,500円と定額で食べられる安心の制度もあります。

以上、富山に来たらしたい11のことをまとめました。1日では絶対に体験しきれないので、何度も足を運んでみてくださいね。

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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