【保存版】足腰楽ちん&取り出し簡単な「バックパック」の詰め方

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Apr 18th, 2015

【保存版】足腰楽ちん&取り出し簡単な「バックパック」の詰め方

温かくなってきたこの時期、週末に軽い登山に出掛けたり、ゴールデンウィークにどこか遠くに出掛ける予定を立てたりする人も少なくないはずです。

その際に大活躍するバックパック(ドイツ語でリュックサック)ですが、この身近過ぎるアイテムの上手な詰め方をご存知ですか?

正しく詰めると詰めないとでは、背負い心地も足腰の負担も全く変わってきます。そこで今回はバックパッカーのバイブルでもある世界的名著『Outdoor: Skills and Tips A Guide for the Modern Adventurer』(Thunder Bay Press)を参考に、バックパックの詰め方の基本をまとめました。

1:寝袋や防寒具など軽めでかさばる厚手の荷物は底に入れる

リュックサックの底には、寝袋や予備の防寒具、ラグなど、軽めで厚手のかさばる物を入れてください。

奇麗に収納できるだけでなく、バックパックの底がクッションのようになり、背中から地面に下ろしたときに内部の荷物が壊れずに済みます。

2:下から二番目には衣類やタオルなどを入れる

底に詰めた寝袋や防寒具の上には、着替えやタオルなどを入れてください。やや重めのズボンやバスタオルなどは背中側に、やや軽めのフリースなどは外側に入れると、バランスが取りやすくなります。

3:重たい荷物は下から三番目の背中側に入れる

食器や調理器具など重量のある荷物は、寝袋→衣類の上で、さらに背中に密着するように入れてください。特にショルダーベルトの縫い目の辺り、肩で荷物を支える部分に密着するように詰めるとバランスが取りやすくなります。

4:一番上には軽い荷物や壊れやすい道具を入れる

バックパック(リュックサック)の一番上には、最も軽い荷物、壊れ物を詰めてください。例えば、ちょっとした軽食やヘッドライト、着脱が簡単な上着などを入れておくと便利です。

5:水や手袋、救急道具などは左右のポケットに

小さなリュックサック(デイパック)の場合、側面にポケットが付いていないかもしれませんが、収納があるとすれば水や手袋、救急道具、トレッキングポールなど、何度も出し入れする道具を入れておいてください。

以上、バックパック(リュックサック)の上手な詰め方の基礎をまとめましたが、いかがでしたか?

荷物が少ないときでも、上述の詰め方を参考にすると綺麗にまとまるはずです。ぜひとも参考にしてみてくださいね。

[Outdoor: Skills and Tips A Guide for the Modern Adventurer – THUNDER BAY PRESS]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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