【レシピ】「しゃもじ」で2分捏ねるだけで美味しい本格パン!

Posted by: sweetsholic

掲載日: May 14th, 2015

パンが焼けるときの芳ばしい香り。ベーカリーに漂う、あの幸せな香りが自宅のキッチンでも再現できたら、毎日がもっと楽しくなりそうです。

【レシピ】「しゃもじ」で2分捏ねるだけ! ラクして美味しい本格パン

「生地を捏ねて、発酵させて」を繰り返し行うパン作りは、確かに大変だし時間もかかる作業です。とりあえずパン作りの常識を捨てちゃいましょう。ここではラクして美味しいパンの作り方をお伝えします!

自家製パン作りのポイント

パン作りのポイントはしっかり捏ねることです。そこで、マニキュアを塗った指先も傷めることなくパンを捏ねる必殺道具「しゃもじ」を使って、自家製パンにチャレンジしてみましょう。ゴムベラは折れる可能性があり、木べらは生地の当たり具合が好ましくありません。ゆるいカーブの「しゃもじ」が、一番しっくりくるようです。

【レシピ】「しゃもじ」で2分捏ねるだけ! ラクして美味しい本格パン

続いて、しっかり発酵させることも大切。パンを発酵させる時間を家事や掃除、自宅での作業にあてれば、あっという間に仕上がりますよ。

「しゃもじ de 本格パン」のレシピ

【材料】(20cmのスクエア型1台分)
強力粉…300g
オートミール…30g
ドライイースト…2.5〜3g
塩…ふたつまみ(塩の味によって調節)
ぬるま湯…300cc
バター…3g【作り方】
1. 大きめのボウルに強力粉とオートミールを入れ、ドライイーストと塩の間隔をあけて入れたら、イーストをめがけてぬるま湯をざばーっと注ぎます。

2. しゃもじで100回、約2分間混ぜる。混ぜているうちに、生地がまとまってきます。

3. 190〜200℃に設定したオーブンを5分間ほど温めて、スイッチを切ります。オーブンの中、またはオーブンの上にボウルをのせて、ぬれぶきんをかぶせて1時間放置(この間に、生地が2倍の大きさに膨らみます=発酵)。

4. バターを塗ってオーブンシートを敷いた型に生地をゴムベラで移し入れて、表面を軽く整える。190〜200℃に設定したオーブンを5分間ほど温めて、スイッチを切ります。オーブンの中、またはオーブンの上に型をうつして、ぬれぶきんをかぶせて30〜40分間放置(生地が型のふちまで膨らめばOK)。

5. 型を取り出したら、オーブンを190〜200℃に予熱します。予熱が完了したら型をオーブンに入れて、25分程度焼く。焼き上がったら型から外して、ケーキクーラーまたは網の上で冷まします。

【レシピ】「しゃもじ」で2分捏ねるだけ! ラクして美味しい本格パン

パンがよく膨らむ(発酵する)のは30〜40度です。キッチンが寒いと膨らみにくくなってしまうので、レシピのなかに出てくる「190〜200℃に設定したオーブンを5分間ほど温める」というのは大切。キッチンが暑くなる夏場は、部屋の中でもパンが発酵しやすい環境が整っているため、オーブン温め作業は省いてOKです。

【レシピ】「しゃもじ」で2分捏ねるだけ! ラクして美味しい本格パン

この原稿を書き始める前に発酵させておいたパン生地が、今ちょうど焼き上がりました。パンの香りが漂うお部屋での作業は、仕事であっても幸せな気分になるものです。

さぁ、みなさんもゆる〜いパン作りを始めてみませんか? 上記の工程を守れば、失敗も少ないはずですよ。

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PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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