晴れた日には富士山を望むことができる観光有料道路「芦ノ湖スカイライン」をご存知ですか。この道路には、走行すると路面から音楽が流れる不思議な場所「メロディベープ」があります。
今回は、2015年4月から登場した新しいメロディベープ「残酷な天使のテーゼ」についてご紹介します。
芦ノ湖スカイラインとは
(C) 芦ノ湖スカイライン
芦ノ湖スカイラインとはどんな道かというと、神奈川県箱根町、静岡県御殿場市、裾野市、三島市にまたがり、芦ノ湖西岸の稜線に沿って箱根峠~湖尻峠までの一般区間と湖尻峠~芦ノ湖北岸湖尻水門までの特別区間の2つからなる総延長10.7kmの観光有料道路です。
道の途中には富士山を望むことができる展望スポットやヤマトタケルノミコトにまつわる伝説がある命之泉神社に湧く清水「命の泉」などがあり、この辺りではヘリコプターの遊覧飛行も体験できます。箱根を楽しんだり、伊豆の方に足をのばす時に通ってみるとよいかもしれません。
音が聞こえる不思議な道「メロディベープ」
【You Tube】新作 エヴァの「残酷な天使のテーゼ」が聞こえる道路【メロディーロード】
この芦ノ湖スカイラインには、その上を走ると音楽が流れてくる「メロディベープ」が設置されていて、時速40キロでその区間を走行すると、上り線では童謡の「ふじの山」が、そして、下り線には「新世紀エヴァンゲリオン」でおなじみの「残酷な天使のテーゼ」が今年の4月から流れるようになっています。メロディベープの仕組みについては、こちら。
箱根とエヴァンゲリオンの関係は?
なぜ、箱根にエヴァンゲリオン? と思う方もいらっしゃるかもしれません。エヴァンゲリオンファンの間では知られていることだと思いますが、「新世紀エヴァンゲリオン」の中に登場する架空の都市「第3新東京市」は、箱根の仙石原にあるという設定となっているようで、多くのファンが聖地巡礼ということで、箱根を訪れているのだそう。そこで箱根町観光協会は集客のため、エヴァンゲリオンとコラボレーションしたPRを推し進めています。箱根とエヴァンゲリオンは実は関係が深かったのです。
[芦ノ湖スカイライン]
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