近年、徐々に注目を浴びつつある東南アジア地域ですが、依然として日本人の持つイメージは「危なそう」「お腹を壊しそう」「汚そう」といったマイナスイメージが強い気がします。
世界遺産や有名な観光地があるのは知っているけれど、やっぱり行く勇気がない・・・といった不安を持っている方のために、今回はそんな東南アジアをちょっとだけ近く感じる、4つの魅力を紹介します。
1:とにかく温かい人
東南アジアを訪れた日本人が必ず言うのが「人が最高」だということ。何がそんなに最高なのかと聞けば、「行けばわかるから一回行ってこい」と返されることもしばしば。
東南アジアの人々はよく笑い、よくしゃべります。観光客だろうが外国人だろうが、「ハロ〜ハロ〜!」と片っ端から声をかけてくるかと思えば、一度会話が始まればそれはまあみなさんよくしゃべります。相手が日本人だとわかれば、片言の英語と「アリガトゴザマース!」という片言の日本語で。
そしてもうひとつ。東南アジアの人々はもてなすのが大好きです。
「この食べ物知ってるかい? ちょっと食べていきな、おいでおいで!!」
そんな一言をかけてもらえることもよくあります。そんな時は、お言葉に甘えて輪の中に入れてもらうのも一つの楽しみ方です。
2:とにかく美味しい食べ物
第二の魅力は、「食」。東南アジア料理と聞くと、なんとな〜く辛そうなイメージを持つ人が多いのですが、決して全ての料理が辛いわけではありません。
南国フルーツをふんだんに使ったデザートやお菓子であったり、
ココナッツミルクやバナナを使ったあま〜いおやつ/タイ (C) EriCa
お祭りのように毎回新しいものに出会えるストリートフードだったり、
日本人なら絶対ハマるカンボジア版焼うどん (C) EriCa
甘辛なタレが絶妙! 1本30円の串焼き/タイ (C)EriCa
必ずお気に入りの食べ物が見つかる、そんな毎日の食べ歩きが楽しくて仕方がない国がいっぱいです。
3:とにかくダラダラできるカフェ
雑多な道路やごちゃごちゃした市場をイメージしがちな東南アジアのストリート。ところがここ数年で空前のカフェブームがやってきており、各国でオリジナルのカフェや個人経営のおしゃれなカフェが続々と増え続けていることをご存知ですか?
そして、いずれのカフェも土地を贅沢に利用し、開放的な空間を生み出してくれています。フカフカのソファーが並ぶお店も多く、読書やちょっとした作業に最適。
カフェの平均滞在時間は5時間なんてのも、全くめずらしくありません。暑い国の涼しいカフェはまさに天国です。
4:とにかく安い!
そして第4の魅力は、安さ。電車の運賃が100円以下だったり、ビールが50円だったり・・・。そして、前回カンボジアの例でご紹介したように、1万円以下で高級ホテルに宿泊なんてこともまだまだ可能。食事、移動、宿などすべてにおいてとにかく安すぎてただただ驚くばかりです。
そんな、きっとみなさんの想像の斜め上をいくであろう、魅力満載の東南アジア、次回の旅先候補にいかがですか?
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