クロアチアの観光シーズンといえば、アドリア海がいっそうキラキラと輝きを増す夏。ですが、秋や冬の「オフシーズン」と呼ばれる季節にも、夏にはない魅力があります。
宿泊費が安い!特に10月が狙い目
まず、オフシーズンをおすすめしたい一番の理由が宿代が安くなるという点。特にドブロブニクやスプリットなどアドリア海沿岸部では、ホテルの宿泊費がハイシーズンの半額近く、なかにはそれ以上安くなるところがたくさんあります。
中には10月中旬頃から4月頃まで休業になってしまうホテルもあるので注意が必要ですが、憧れの5つ星ホテルにお手頃価格でステイできることもしばしば。ホテルやレストランなど、クオリティーに妥協はしたくないけれど、なるべく費用は抑えたい・・・そんな方はオフシーズンを検討してみてください。
特におすすめなのは10月! オフシーズンにさしかかり、ホテル代もずいぶん安くなってくる時期なのに、比較的お天気の良い日が多い10月はアドリア海も美しく、狙い目です!
人混みを歩かなくていい
世界中から押し寄せる観光客でごった返す夏のクロアチア。特に国を代表する観光地であるドブロブニク旧市街内は、小さな街に人が溢れかえり芋洗い状態になることも・・・。美しい街並みやアドリア海に感動することは確実ですが「暑いし、どこに行っても人が多くて・・・観光後はぐったり」なんて方も。
人混みが苦手な方、ゆっくりと観光を楽しみたい方には、秋や春先の観光がおすすめです。10月、11月、4月頃であれば12月~3月の時期と比べると営業しているお店やホテルも多く、比較的ゆったりと散策を楽しむことができますよ。
町本来の姿を感じることができる
海岸沿いの町では10月中旬から4月頭にかけて休業するホテルやレストラン、お土産屋さんが多いクロアチア。そのためドブロブニクやスプリットなど海辺の町は冬の間は、どこかひっそりとした空気が町を覆います。
「せっかく訪れるのに、お店が開いていないなんて残念・・・」という声も聞こえてきそうですが、町本来の姿やそこに住む人々の生活を垣間見るには絶好の季節です。
秋は紅葉、冬は雪景色が美しい
四季折々の表情を見せてくれる自然豊かなクロアチア。数ある名所のなかでも、ひと際その雄大な自然の美しさが目立つプリトヴィッツェ湖群国立公園。訪れる時期、お天気によりその表情を様々に変えるプリトヴィッツェは何度足を運んでも楽しめるスポット。
紅葉に染まる秋、あたり一面真っ白な雪に包まれる静かな冬も筆舌に尽くし難い美しさです。特に幻想的なのは冬。湖だけではなく滝も凍りつく一面銀世界のプリトヴィッツェの風景はこの時期にしか見られない絶景です。
オリーブやぶどう、トリュフの収穫シーズンである
実りの季節、秋。オリーブやぶどう、トリュフなどクロアチアのおいしい特産が収穫される季節でもあります。特にイストラ半島では、トリュフの収穫をできるツアーなども催行され、美食家の間で密かな人気に。採れたてのトリュフをふんだんに使用したトリュフ料理とクロアチアワインを心行くまで堪能してください。
ウィンタースポーツ好きの方にも!
国際的なスキー大会も行われるクロアチア。首都ザグレブ近郊のスリェメ山やリエカのプラタク丘では、冬になるとスキーなどのウィンタースポーツをを楽しむこともできます。日程に余裕のある方はぜひ・・・!
冬も楽しいイベントが目白押し!
(C) Mami Kosakai
クリスマスやカーニバルなど、冬にも楽しいイベントが盛りだくさんのクロアチア。周辺の大国と比べると規模は小さいものの、手作り感満載のクロアチアのクリスマスやカーニバルは、まるで一昔前にタイムスリップしたかのように、どこか懐かしくて幸せな気持ちにさせてくれます。
クロアチアのクリスマスを楽しみたい方はザグレブ、カーニバルを観てみたいという方はリエカやサモボルを訪れてみてくださいね。
これから秋の長期休暇や年末年始の旅行の計画を立てられる方! この秋、冬の旅行先はクロアチアにしませんか?
[Photo by Shutterstock.com]
小坂井 真美 ライター
クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。
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