日本から海外旅行に出掛けるためには、飛行機を選択する人がほとんどだと思います。できれば直行便が便利ですよね。では、日本の空港から直通で行ける国や都市はどのくらいあるのでしょうか?
そこで今回は、国土交通省の「各空港、国際線の就航状況調べ(2014年12月26日発表)」を基に、日本の空港から定期便で行ける世界の国と都市をまとめます。
定期就航のあるアジアの諸都市は?
アジアの一員である日本。アジアの国々とは歴史上、さまざまな形で交流を深めてきましたが、アジア各国の諸都市と日本の空港は、どのくらい定期便で結ばれているのでしょうか?
■台湾・・・台北便(18空港)、高雄便(2空港)、台中便(1空港)
■韓国・・・ソウル便(25空港)、釜山便(5空港)、済州便(3空港)
■タイ・・・バンコク便(6空港)
■シンガポール・・・シンガポール便(5空港)
■マレーシア・・・クアラルンプール便(4空港)、コタキナバル便(1空港)
■インドネシア・・・ジャカルタ便(3空港)、デンパサール便(3空港)、ドボー便(1空港)
■フィリピン・・・マニラ便(5空港)、他2都市
■ベトナム・・・ハノイ便(5空港)、ホーチミン便(5空港)、ダナン便(1空港)
■インド・・・デリー便(2空港)、ムンバイ便(2空港)
■ミャンマー・・・ヤンゴン便(1空港)
■モンゴル・・・ウランバートル便(1空港)
■スリランカ・・・コロンボ便(1空港)
■パキスタン・・・イスラマバード便・ラホール便(それぞれ1空港)
■ウズベキスタン・・・タシュケント便(1空港)
以上、11か国53都市。日本発の直行便の行き先として、ソウルが最も多い目的地なのですね。
定期就航のある北米の諸都市は?
次は、米国やカナダなどの北米行きの直通定期便です。
■カナダ・・・バンクーバー便(2空港)、他2都市
■メキシコ・・・メキシコシティ便(1空港)
以上、3か国22都市。さすがに米国との交流の深さが、定期便の数でも分かります。
定期就航のあるヨーロッパの諸都市は?
ヨーロッパはどうでしょうか?
■英国・・・ロンドン便(2空港)
■フランス・・・パリ便(3空港)
■ドイツ・・・フランクフルト便(4空港)、他2都市
■イタリア・・・ローマ便(2空港)、他2都市
■オランダ・・・アムステルダム便(3空港)
■スイス・・・チューリヒ便(1空港)
■フィンランド・・・ヘルシンキ便(3空港)
■デンマーク・・・コペンハーゲン便(1空港)
■オーストリア・・・ウィーン便(1空港)
以上10か国17都市。ドイツのフランクフルトは関税の手続きが厳しいと有名ですよね。フランクフルトに入る場合は、普段以上に注意した方がいいかも?
定期就航のあるオセアニアの諸都市は?
次はオセアニアです。
■ニュージーランド・・・オークランド便(1空港)、クライストチャーチ便(1空港)
■北マリアナ諸島・・・サイパン便(1空港)
■フランス領ポリネシア・・・パペーテ便(1空港)
■ニューカレドニア・・・ヌメア便(2空港)
■パプアニューギニア・・・ポートモレスビー便(1空港)
■パラオ・・・コロール便(1空港)
以上、7か国11都市。オーストラリアのシドニーへの定期便は、他2都市と表記してしまいましたが、日本の成田からしか出ていないと分かりました。ちょっと意外な結果です。
定期就航のある中東の諸都市は?
最後は中東への定期便になります。
■カタール・・・ドーハ便(3空港)
■トルコ・・・イスタンブール便(2空港)
以上3か国4都市。サッカーファンであれば、ドーハなどの地名は「ドーハの悲劇」として記憶しているかもしれません。
以上、実は日本から海外へ、30か国以上も直行便が出ているんです。チャーター便になるとその数はもっと増え、特にヨーロッパ諸国が充実しています。
旅への想いがふくらみますね。
[各空港、国際線の就航状況調べ(2014年12月26日発表) – 国土交通省]
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