インドネシアにあるギリ・トラワンガン島は、欧米人のあいだでは人気がありながらも、まだ日本人にはあまり知られていないリゾートスポット。今回、インドネシアを巡る旅の途中で立ち寄ってみることにしました。
車やバイクは禁止、馬車と自転車が走る小さなリゾート
インドネシアのロンボク島からボートで約30分、ギリ・トラワンガン島へ到着します。島に到着して海沿いのメイン通りを歩いてみると、馬車と自転車と徒歩でぶらつく人しか見当たりません。ギリ・トラワンガン島では、車やバイクの走行は禁止されていて、主な移動手段は自転車と馬車だけ。
ゆっくりと島を一周歩いてみても、3時間ほどの小さな島。海辺に雰囲気の良いレストランやBarが並んでいるのが印象的です。
海沿いを歩くと素敵なカフェにも出会えます。
おすすめのドリンクは、ウォーターメロンジュース。カフェにあるハンモックでゆらゆら揺られていると、時間の流れを忘れてしまいそう。
もっと気軽に行動範囲を広げたい場合は、レンタサイクルもできます。
小さな島にたくさんの絶景がある
この島の海は、透明感のある美しいターコイズブルー。ダイビングやシュノーケリング、SUPやサーフィンなどのアクティビティが盛んで、この海に恋をして、足繁く通うダイバーも多いのだとか。ブルーの海はもちろんですが、時間ごとに異なった色彩が織りなす絶景が心を癒してくれます。
夕暮れ時、あたり一面はオレンジ色に。ミラーのように人影が水面に移ります。
夜明け前の景色も感動的でした。右側に見えるのは、パワースポットとしても名高いロンボク島最高峰の火山・リンジャニ山。
そして夜明け頃、空はピンク色に。ほんの数時間のあいだで、空の色彩はどんどん変わっていきます。
なにもない小さな島ですが、空が景色にも心にも色をそえてくれます。
ちなみに・・・
ギリ・トラワンガン島は “パーティー・アイランド” との異名を持ちます。まるで、インドネシア版イビザ島。陽が沈むと、海沿いのBarではハイテンポの音楽がながれ、パーティー・ナイトが始まります。欧米人に人気のリゾートというのには、ここに理由があるようです。パーティー好きには、ナイトライフも充実できる場所なのです。こちらのWEBサイトでナイトライフの様子が紹介されています。
パーティーの喧騒から離れて、静かな夜を過ごしたい人は、中心部から少し離れたホテルを選べば、極上のリラックスナイトが待っていますのでご心配なく(笑)。
心地よすぎるホテル
リラックスナイト派の筆者は、中心部から離れた「THE TRAWANGAN RESORT」にステイすることに。二人で泊まっても充分な広さのベット。シャワーはアウトサイド、テラスも各部屋についています。
朝食はホテルのプライベートビーチにあるレストランでいただきます。フレッシュジュース、パン、メイン(数種類の中からひとつ選べる)、食後にコーヒーが用意されます。
朝食の後、プライベートビーチでコーヒーをゆっくりと楽しめるのもリゾート地ならでは。
個人的には、このホテルのエントランスから部屋までの通路がかわいいのがお気に入りです(笑)。
ギリ・トラワンガン島には、バックパッカーなどの安宿から、一泊2〜3万円のリゾートホテルまで多種多様な宿泊先があります。今回は予約せずに訪れたので、ホテルの立地や室内をチェックし、値段交渉の上で宿泊先を決定しましたが、事前にインターネットでホテルの予約もできます。
気になる物価は・・・?
インドネシアは物価が安いというイメージがありますが、ギリ・トラワンガン島はそれに当てはまりません。日本とあまり変わらない、もしくは日本で少し贅沢をして過ごす感覚で予算を組むといいと思います。しかし、それでも充分なくらいに絶景を楽しみながらリラックスでき、ラグジュアリー感にも溢れています。リゾートを楽しむのには、コストパフォーマンス的に悪くないのではないかと感じました。まったりとした時間を過ごしたいというハネムーン旅行にもおすすめです。
ギリ・トラワンガン島へは、ロンボク島のほかにもバリ島からボートで行くことができます。
バリ島やロンボク島にプラスαでプランニングしてみると面白いと思います。島の概要はこちらのWEBサイトでもチェックできます。
[All Photo by Masashi Yoneda All rights reserved.]
LOCO Yoneda ライター・編集者。
自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。
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