海外旅行に出ると電車や飛行機の乗り継ぎがありますので、現地の時刻に時計を合わせるはずです。ただ、そうなると母国の時間が何時なのか瞬時に分からなくなって、ちょっと不便ですよね？
そこで今回は、成田空港ショッピングサイトのホームページ情報などを参考に、海外旅行に持っていくと時間把握が便利になる腕時計を紹介します。
1：1回の海外旅行で1か国しか回らない場合はデュアルタイムがお勧め
海外旅行では、基本的に1回で1か国しか訪れないという人も多いと思います。その場合の時間把握は、現地の時間と日本時間が分かれば十分ですので、デュアルタイムの腕時計がぴったり。
デュアルとは「2」の意味。2か国の時間が一目で分かるように、文字盤に秒針と短針のセットが2つある腕時計になります。1つを日本時間のままにしておいて、もう一方を現地の時間に調整すれば、現地と日本の時間が瞬時に確認できます。
予算に十分なゆとりがある場合はフランク・ミューラーなどのデュアルタイムを選べばいいと思いますが、高級過ぎる腕時計は旅先で盗難トラブルに遭うリスクを高めてしまいます。現実的にはSEIKOのALBA ingenuなど2万円でお釣りが来る上に作りが確かな腕時計がベストかもしれません。
2：1回の海外旅行で数か国回る場合はワールドタイムを
1回の渡航で何か国も周る旅行が多いという人、あるいは世界一周航空券で旅立つ予定があるといった人には、ワールドタイムの腕時計が最適なチョイスになります。
各ブランドによって時間の把握方法は異なりますが、最も単純なワールドタイムの腕時計は、短針と秒針のセットが1つの文字盤に3つ、4つとあるタイプになります。日本の時間、香港の時間、カトマンズの時間、イスタンブールの時間など、幾つかの時間を同時に把握できるようになっていますので、周遊する旅行が多い人は選んでみてください。
予算が豊富にある人であればパティック・フィリップのワールドタイムの腕時計が有名ですし、シチズンが出しているエコ・ドライブ・サテライトウェーブなども有名です。
ただ、先ほども触れたように高級過ぎる腕時計は旅先でトラブルの引き金になります。できれば低予算からお気に入りの一本を選びたいですね。
以上、海外旅行の種類によって選びたい腕時計の種類について紹介しました。飛行機に、電車に、バスに乗り遅れないように、腕時計の機能を最大限に生かしてくださいね。
[海外で役立つ時計（デュアルタイム、ワールドタイム、携帯目覚し） – 成田空港ショッピングサイト]
[All Photo by Shutterstock.com]
PROFILE
Masayoshi Sakamoto 翻訳家／ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書（TABIZINEライターとの共著）に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸３県のWebマガジン〈HOKUROKU〉（https://hokuroku.media/）創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
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