世界的に有名なアメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」の魅力的な観光都市ランキングで、2年連続1位に選ばれている「京都」。もちろん、日本人にも人気の観光地です。修学旅行で訪れたことのある人も多いでしょう。
皆さんは「京都」と聞いたら何を思い浮かべますか?
金閣寺?
清水寺?
伏見稲荷大社?
驚くことに、世界の人が最も「いいね!」した京都は上記のどれにも当てはまりません。今回は、私たちが知らない京都の魅力を伝え続ける、ある外国人のお話です。
世界に「京都」を伝え続ける、5人の外国人
たった1人の外国人スタッフの“京都の魅力を世界に伝えたい”という想いから始まったfacebookページ「kyoto fan」。
お寺や神社に詳しい人、写真で京都を魅力的に伝える人、映像で京都のストーリーを伝える人・・・現在では、様々なスキルを持ち合わせている5人の外国人が運営しています。
実はこの「kyoto fan」、「いいね!」数が370万を越え、facebookのCity部門で“世界一”となっているほどの人気ページ。ちなみに、パリやドバイのページは260万。「kyoto fan」がどれだけ注目を集めているかは一目瞭然ですね。
「出会い」を大切にしながらの取材
ある時は、舞妓さんと芸妓さんを1日かけて撮影。髪のセット、化粧、着物の着付け、舞妓さん達の振る舞いを通し、チャーミングさや日々の努力を感じ、
またある時は、お寺や神社の方々から素敵な「心と言葉」をもらい感動。特に、鞍馬山霊宝殿の方に「誰の心にも仏の種がある」というお話をしていただいた時には、その美しい言葉に涙が出てしまったそう。
出会いを大切にしながら、丁寧に京都を取材し続ける「kyoto fan」。
「日本に行くことは私のBig Dreamです!素敵な写真をありがとう。」(メキシコ)
「日本が恋しいです。日本に生まれたかった!」(カナダ)
「京都の文化が大好きです!」(アメリカ)
「私にとって夢の街です!」(イギリス)
「今すぐ京都に行きたいです!」(フランス)
世界中の人々が京都に恋をするのは、京都の魅力はさることながら、スタッフの熱い想いがより京都を魅力的に見せているのでしょう。「毎日の仕事が幸せの連続!」と語るスタッフの皆さんは、日本人の私たちよりも、もっと深い、本当の京都を知っているのかもしれませんね。
日本人も楽しめる!新感覚ガイド本に
「そうは言っても、全て英語だから・・・。」と諦めかけていませんか?
「kyoto fan」は、「アメージング京都 AMAZING KYOTO」(小学館)という名で書籍化されているそう。日本語表記もされている為、英語が苦手な人でも楽しむことができます。
新感覚のガイド本として、
外国人を案内するツールとして、
日本文化の再認識のきっかけとして、
外国人の視点と美しい写真で彩られる「アメージング京都 AMAZING KYOTO」で、新しい京都の世界を楽しんでくださいね。
冒頭でお話した “世界の人が最も「いいね!」した京都” の答えも、本の中にありますよ。
[Kyoto fan]
[アメージング京都 AMAZING KYOTO]
[Photos by Shutterstock.com]