「癒されたい」って、他に求めるばかりの姿勢は苦手です。
飼い主を持たない、
捨てられた、
虐待された、
保護を求める猫をあなたが癒してあげませんか。
相手を癒すことで、あなたも癒されることができるでしょう。
猫カフェ Meow Parlour
2014年12月にオープンした、NYC初の猫カフェ”Meow Parlour(ミャオ・パーラー)”。ニューヨークのにゃんこたちと触れ合える、カフェの入店料は30分5ドル。
あなたが来るのを、待っていますよ。
思わず欲しくなる猫マカロン
猫カフェから徒歩1分ほどの場所には、猫カフェ創設者の ”Meow Parlour Patisserie(ミャオ・パーラー・パティスリー)” があります。思わず欲しくなる、猫マカロンや猫クッキーが購入でき、お茶も頂けます。
[Meow Parlour Patisserie]
34 Ludlow Street
おウチに連れて行って
カフェのにゃんこたちは、猫を保護するボランティア団体”Kitty Kind(キティカインド)”のシェルターからきた、引き取り手を探している子たち。カフェを訪れた人が気に入った場合、引き取ることができます。NYCでは、犬や猫は、ペットショップで買うのではなく、シェルターから引き取る場合が多くなっています。
里親希望者は面接や自宅訪問で審査を受け、里親になる費用(医療費など)を支払う必要があります。捨てられたり、虐待された猫がまた同じ目に遭わないよう、責任を持って愛してくれる里親を探しているのです。
引き取り手を探しているにゃんこたちは、こちらで待っています。
一時期のブームは落ち着いたようですが、スペースが限られているため、人数制限があります。予約をしたほうが確実でしょう。予約は、こちらから。カフェでは、ルール(猫を断りなく抱き上げない、カメラ撮影時のフラッシュ禁止など)がありますので、ルールに沿ってにゃんこと遊んでください。
自宅で飼うことはできないけど、触れ合うチャンスを待っていたあなたは、思い切りにゃんこを可愛がってあげてくださいね。
カフェの様子はこちらの動画で見ることが出来ます。
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Uber(ウーバー)でにゃんこを配達
(写真はイメージです)
現在NYCで人気のUber(ウーバー)は、タクシーのように待つことがなく、スマートフォンで呼び出しから待ち時間の確認、支払いまで出来る便利なサービス。10月28日の “National Cat Day(ナショナル・キャットデイ)” の11am-3pmの間、NYC、フィラデルフィアを含むアメリカ50都市で、子猫配達のサービスがありました。
30ドルの別料金で、15分間「子猫とのプレイタイム」を楽しめたのです。
実際に運ばれた子猫たちの様子がこちら。
このにゃんこたちも、動物保護団体のシェルターから来た、保護を求めている子たち。「この子と離れたくない」と思った人は、引き取れたのです。この1日だけのサービスで、どれだけのにゃんこたちが里親に巡り合えたのか、気になるところです。
Uber delivers cats on ‘National Cat Day’ USA Today
‘National Cat Day‘のみ(2015年11月現在)
遊びながら、「この子と気が合いそう」「家族として一緒にやっていけそう」と判断できる良いチャンスなのですね。
年末に向かって、人間だけでなく、にゃんこたちも愛情が必要なのです。
猫カフェも、子猫配達サービスも、動物保護団体とタイアップしたもの。ビジネスとボランティアがタッグを組んだ、良いアイデアだと思います。社会に貢献する新しいビジネスの形。これからも広がっていくと良いですね。
[Photos by Hideyuki Tatebayashi]
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