【東京神秘の森】癒やし効果が実証されている、「森林セラピー基地」って?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Nov 27th, 2015

森に入ると何だかスッキリとした気分になりますよね。筆者は学生のころ一時期、新聞配達のアルバイトをしていたのですが、配達エリアの一部に丘陵を切り開いた住宅地がありました。

その区域に行くために毎朝バイクで森の一角を突っ切る必要があったのですが、その小道だけは明らかに空気が柔らかく、甘い香りが漂っていた記憶があります。

こうした森に充満する物質をフィトンチットと呼ぶようで、医学的にも科学的にも健康効果が確認されているとか。

癒やし効果が科学的に実証!東京にある神秘的な森で週末散策
※写真はイメージです

そこで今回は、東京都内にある森林浴に最適のエリアを2か所紹介したいと思います。どちらも森林セラピー基地として科学的・医学的に健康効果が確認されている場所ですので、「ああ、心も体もリフレッシュしたい!」という思いが高まったら、JR中央線&青梅線や五日市線に乗って一路、森林セラピー基地を目指してください。

1:奥多摩の「香りの道 登計(とけ)トレイル」

最初に紹介する森林セラピー基地は奥多摩。同地は全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれる美しいエリアですね。

筆者も小さいころは家族で小河内ダムに出掛けた記憶があります。年間で140万人のハイキング・観光客が訪れると言いますから、近郊に在住の方であれば既に奥多摩には訪れた経験があるかもしれませんね。

この奥多摩にも科学的・医学的に癒やしや病気の予防効果が確認された森林セラピー基地があります。具体的なルートは奥多摩湖いこいの路、奥多摩むかし道、鳩ノ巣渓谷遊歩道、川苔谷・百尋ノ滝探勝路、香りの道「登計トレイル」など5本のセラピーロード。

中でも全国初の試みで森林セラピーのためだけに作られた専用コース「香りの道 登計(とけ)トレイル」は森林浴デビューには絶好の場所。

整備された道の途中には幾つかのステーションと呼ばれる休憩所があり、森林ヨガやまきストーブを楽しめる仕掛けが用意されています。

広葉樹と針葉樹の森の違いを1つのルートで両方楽しめたり、空を見上げるために設計されたベンチでぼけーっと青空を眺めたり、森林セラピーデビューにはある意味で最適なコースだと言えるかもしれません。

駅からコース入り口までは徒歩15分ほどの距離ですが、事前予約を入れるとJR青梅線の奥多摩駅まで迎えのバスが来てくれます。

2:檜原村の「大滝の路」

次は檜原(ひのはら)村です。「東京にある村」として独自の存在感を誇る同地ですが、標高1531mの三頭山の中腹1000m~1500mのエリアには都民の森があり、そのエリア内に森林セラピー基地に認定されるトレッキングロードがあります。

癒やし効果が科学的に実証!東京にある神秘的な森で週末散策

檜原村と言えば、冬には凍り付いてしまう払沢(ほっさわ)の滝が有名。日本の滝100選にも認定されるこの滝に向かって歩く「大滝の路」がセラピーロードとして認定されています。

ウッドデッキやウッドチップの道が続き、とにかく歩きやすい上に、滝という分かりやすいゴールがありますので、目的地に向かって歩く楽しさがあります。

檜原村は電車が通っていませんので、五日市線の終点である武蔵五日市駅まで行き、自分でバスで向かうか、予約を入れて送迎をしてもらうかして出掛けてみてください。

以上、都内で森林浴を楽しめるセラピーロードを紹介しました。日帰りはもちろん、どちらのコースもガイド付きの宿泊コースまであります。森の中で星空を眺める体験もまた格別ですので、スケジュールと相談のうえで出掛けてみてくださいね。

[全国60の森 – 森林セラピー総合サイト]
[Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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