6か月来ないと景色が変わるマカオ。開業前から注目を浴びていた、ハリウッド映画をテーマにした「スタジオ・シティ」が、総工費32億ドル(約3907億円)を投じて2015年10月華々しくオープンしました。その内容をご紹介します!
アジアのエンターテイメントの首都がマカオに出現
オープニングでは、世界的歌姫マライア・キャリーらを招いたコンサート、さらにはアカデミー賞受賞監督のマーティン・スコセッシがメガホンをとった、同施設が舞台となった短編映画「ザ・オーディション」に出演したロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオを迎えての上映会など、エンターテインメント・リゾートの名にふさわしい豪華ゲスト。ちなみにこのオリジナル短編映画、宿泊者は客室のテレビで鑑賞できるのです。
ハリウッドスターのように過ごす
ド派手なエントランスやパブリックペースにさりげなくセットされている照明器具など、随所に散りばめられた遊び心がある一方で、セレブレティ・タワーとスター・タワーからなる合計1,600室の客室は、モダンエレガントな内装。アンティカファルマシスタ の繊細なアメニティが遊び疲れた身体を癒してくれます。全ての客室にシーティングエリアが備わり、シックで落ち着いた雰囲気です。どのグレードの部屋に泊まっても満足感が得られるでしょう。全室快速Wi-Fiが無料で利用できるのでストレスフリーなのも嬉しいです。その他、フィットネスセンター、サウナ、屋外プール、屋内プール、スパももちろん完備。
ストリートフードから一流シェフまで揃うダイニング
ハリウッドの映画スターの写真や、名前が刻まれた壁が印象的なオールデイ・ダイニング「スポット・ライト」。点心からグリルまで視覚的にも食欲をそそるご馳走が、ずらりとカウンターに並びます。インターナショナル・キュイジーヌをビュッフェ形式で頂けるので、テンションが上がりっぱなしです。その場で作ってくれる麺の種類も豊富で、お腹いっぱいなのにも関わらずつい手を出してしまい、長居してしまいます。
他にも、ホテル内にはマカオ料理、四川料理・台湾料理・東南アジア料理・日本料理・イタリアンなど、様々な世界の名店が勢揃い。本場では並んででも食べたい数々の料理が集まっています。また「マカオ・グルメ・ウォーク」というフード・ストリートでは、マカオのローカルグルメの代表、エッグタルトやポークチョップバーガー、そして香港やマカオではおなじみの分子アイスのお店が軒を連ねます。小腹が空いたときや甘いものが欲しいときは迷わず直行です。
ショッピングもエンターテインメントも超一流
映画の撮影スタジオ風にデザインされた「ザ・ブルバード・アット・スタジオ・シティ」は、NYCと刻印されたマンホールがあったり、地下鉄の入り口があったりと、マンハッタンを歩いているような気分に浸れるショッピング・ストリート。ファッションを中心に、ほとんどのブランドをラインアップしているので、歩いているだけでもワクワクが止まりません! 楽しすぎてホテルから出るのをわすれてしまいそうです。
いかがでしたか? カジノだけでないマカオの魅力を、スタジオ・シティでぜひ体験してみてくださいね。
[All photos by Hiromi Suzuki]
[取材協力/マカオ観光局]