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ポルトガル在住の日本人女性が、現地の友人と始めたチョコレートブランド

ライター: 倉田直子
掲載日: Feb 6th, 2016. 更新日: Jan 26th, 2017


(C) facebook/FEITORIA DO CACAO

「ビーン・トゥ・バー」という言葉をご存知でしょうか。英語で書くと「Bean To Bar」、直訳すると「豆からバーに」。これは近年のチョコレートづくりにおけるひとつのムーブメントで、カカオ豆の選別やロースト、粉砕などの加工からチョコレートバー(板チョコ)になるまでのプロセスを、全て作り手が手がけることを指します。


(C) facebook/FEITORIA DO CACAO

2015年12月にポルトガル中部の街アヴェイロ(Aveiro)にそんなビーントゥバーのチョコレートショップがオープンし、話題になっています。


不思議な夢に導かれたチョコレート作りへの道

お店のオーナーは、ポルトガル在住日本人の菅知子さんと現地の親友スー・タヴァーレス(Sue Tavares)さん。


(C) facebook/FEITORIA DO CACAO

スーさんが失職中に見た「チョコレート作りをするようになる」という不思議な夢に導かれるように、ショコラティエ(チョコレートからお菓子を作る、チョコレート専門の菓子職人。カカオ豆からチョコレートを作る職人とは別)になることを意識するようになった二人。ショコラティエ養成コースの受講申し込み後、アフリカの小島、旧ポルトガル領のサントメ・プリンシペ民主共和国が良質なカカオの生産地で、チョコレートと縁の深い場所だと知ります。コースが始まる前に視察のため現地を訪れようと2014年7月に当地に降り立った二人は、訪ねたカカオ農園でサントメの人々の無垢なやさしさとホスピタリティーに感動する一方、あまりにも過酷な彼らの経済生活にショックを受けたといいます。


(C) facebook/FEITORIA DO CACAO

菅さんはTABIZINEの取材に対し、「リッチできらびやかなチョコレート産業およびその消費国と、カカオ生産国との間の経済的ギャップはひどすぎます。カカオ生産者のためにできることはないだろうかと考えました」と当時の気持ちを語ってくれました。

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