まだ寒い日が続きますね。そんな時に恋しくなるのは、あったか~いクラムチャウダー。シアトルで食べるべき食事といえば、このクラムチャウダーです。ローカルにも大評判のお店をご紹介します。
1. パイク・プレイス・チャウダー
「アメリカで一番話題にされているチャウダー」として有名な繁盛店です。スノッブなシアトル人は「観光客が押し寄せるようなミーハー店には行かない」ということが多いのですが、こちらのチャウダーはあまりに美味しくて通ってしまうとか。常に大行列ができているので、お昼時などを外して行きましょう。
定番は、ニューイングランド・クラムチャウダー。ピリッとベーコンやハーブが効いていて、ボリュームがあるのにペロリと食べられてしまいます。全米チャウダー料理コンテスト1位など、数々のタイトルを受賞しています。
2. アンソニーズ・ピア66
ノースウエストに店舗を展開するシーフードレストラン、アンソニーズ。シアトル近郊には12店舗あります。中でもこのピア66店は、ウォーターフロント沿いという好立地に位置し、店内からはシアトルの街やエリオット湾、運が良ければレーニア山も望めます。
このお店のいいところは、本格レストラン・カジュアルダイニング・お手頃なバーと、同じ建物の中に雰囲気や価格帯の違うお店が揃っていること。「アンソニーのチャウダーが食べたいけど予算が・・・」という時にはバーへ行きましょう。十分美味しいクラムチャウダーを味わうことができます。
3. アイバース
シアトル発祥、レシピ集も出しているほどのメジャーなチェーン店。近郊に26店も出店しているのですが、それぞれ同じお店とは思えないほどバラエティに富んでいます。シーン別におすすめの店舗をご紹介しましょう。
【お洒落にディナーを楽しみたいなら:クラムディガーラウンジ&ダイニングルーム】
(C) Ivar’s
最近リニューアルした、ウォーターフロント沿いの店舗。エリオット湾が望めてロマンチックです。予約をお忘れなく。
[Clam Digger Lounge and Dining Room]
【旅情に浸りたいなら:ムキルテオ波止場店】
(C) Ivar’s
中心街から北へ40分程と遠いのですが、ボーイングの工場見学などへ行く予定があるなら寄りたいお店。フェリーの波止場に位置するため、乗客たちが吹きさらしの港で熱々のクラムチャウダーを頬張る・・・という光景が、絵になっていて素敵なのです。お洒落なバーとファストフード風のスペースと両方あり、使い勝手がいいです。
【うっかり食べ忘れたら:空港店】
(C) Ivar’s
「観光に夢中でクラムチャウダーのこと忘れてた!」という場合も安心。天下のアイバースは、タコマ国際空港のセキュリティーゲート内にもあります。お手頃価格なので、搭乗前にサクッとご飯を済ませる場所としてもおすすめです。
[Seatac Airport-Pacific Market Place]
(C) facebook/Pike Place Chowder
以上、クラムチャウダー店でした。シアトルの秋~春は雨が多く、肌寒い季節。濃厚なチャウダーを飲んで、体を温めてください。