那覇から日帰りできる近距離に、極上の海を楽しめる島々があります。それが慶良間(けらま)諸島。「ケラマブルー」と呼ばれる青い海に惹かれ、国内外から多くの旅行客が訪れます。島々の絶景スポットを見ていきましょう。
【座間味島】世界中の旅人が太鼓判を押した古座間味ビーチ
那覇から高速船で50分の座間味島(ざまみじま)に、世界中の旅人を虜にするビーチがあります。トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス日本のベストビーチ2016」第4位、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」2つ星に選ばれた古座間味ビーチです。輝く海の青、まぶしい砂浜の白、深い木々の緑が、色鮮やかに世界を切り取ります。
【座間味島】のどかな島風景が眺められる高月山展望台
座間味島は小高い丘を多数擁しています。中でも標高131mの高月山からは、ぽこぽこと島々が浮かぶユニークな眺めを楽しむことができます。高月山への登山もちょっとしたハイキングになって楽しいものです。
【阿嘉島】魚がかかっていることを忘れそうな釣り場
特にダイバーや釣りびとに人気があるのが阿嘉島(あかじま)。那覇から高速船で50分、前述の座間味島から船で訪れることもできます。島の玄関口である阿嘉港は、コバルトブルーの海に囲まれた絶好の釣り場です。
毎日船が行き交う港なのに、この美しさ。この海に見惚れていたら魚がかかっても気づかないかもしれません。
【慶留間島】通ってみたい、日本一の絶景学校
阿嘉島と橋でつながる慶留間島(げるまじま)には、座間味村で一番小さな学校が建っています。周囲を絶景に囲まれた、海好きにとって夢のような学び舎です。海に見とれて勉強が捗らなくなるかもしれませんが。
【慶留間島】秘密のビーチで眺める夕日
島民が100人にも満たず民宿も少ない慶留間島には、のんびり過ごせるプライベートビーチが点在しています。聞こえるのは波の音だけ。そんな隠れ家ビーチで夕日に見とれていると、夢と現実の境目がゆるゆる溶けていきそうです。
慶良間諸島の美しさは、島の人たちが海を守ってくれていることで保たれています。私たち観光客もポイ捨て禁止・禁煙など当たり前のマナーを守って、美しい海を楽しみたいものです。