ケニアの首都・ナイロビには、肉食女子なら「一度は行ってみたい!」と思う肉専門レストランがあります。その名も「カーニバル」。ただこのレストラン、普通のレストランとはすこし違うんです。それはどういうことなのか、筆者の体験談を含めその謎に迫ってみたいと思います。
変わったお肉が食べられるお店
このレストランが注目される理由は、このお店の特性にあります。なんとこのレストラン、「いろんな種類の動物のお肉」が食べられるレストランなんです。その内容は動物大国ケニアならでは。では具体的にどんな動物のお肉が食べられるのか、早速ご紹介してきましょう。
だちょう
脂身のすくないダチョウはヘルシーで臭みもなく、日本人の舌にも合うお肉のひとつ。引き締まった赤身の肉は歯ごたえのある食感で、感想としては「ちょっと牛肉と似てるかも・・・」と思うほどに食べやすい味でした。
シマウマ
物心ついた頃から本来シマウマは「シマウマさん」であって決して「食べる」ものではないと最初は躊躇していた筆者ですが、せっかくのチャンス。ここは逃すわけにはいきません。ということで実食してみたのですが、味は馬肉そのもの。口に運ぶと鼻からすっと馬肉の香りが抜けていきます。ただ肉の食感としてはやや固めで、野生動物を彷彿させる歯ごたえがあります。
ワニ
ワニの肉の見た目はその強靭な外皮からは想像ができないほどに白く透き通っており、見た目だけだと「え?鶏肉?」と見間違えてしまうほど。そして実際に食べてみても味は限りなく鶏肉に近く、歯ごたえこそはあるものの臭みもなく食べやすい一品です。そして嬉しいことにワニ肉というのは低カロリー・低脂肪・高タンパクの三拍子が揃った優秀な食材。「お肉大好きだけどダイエットもしたい!」そんなわがまま肉食女子にもぴったりのお肉がこの「ワニ」なんです。
ガゼル
日本人には馴染みのあまりないガゼルという動物。なんでもここのレストランの一押しメニューだそうで、どんな味かといえば牛肉に近いテイストと食感。それもそのはず、ガゼルの属性はウシ科なので、ほとんど牛肉といっても過言ではありません。ただすこし獣臭がするのですが、それに慣れてしまえば癖になる味です。
ほかにはウサギやハートビートというアフリカならではの野生動物、そして牛の睾丸など、びっくり仰天するような変わったお肉が満載のここカーニバル。ブッフェ形式なので、好きなものを好きなだけ食べられるのも肉食女子には嬉しいポイントです。日替わりメニューなので運が良ければレアな動物に出会えるかもしれません。
住所: Langata Road, Near Wilson Airport, PO Box 56685, City Square 00200, Nairobi,
電話:020-5141300
携帯:0733611608 / 0722204647
営業時間: 12:00p.m.-15:00p.m. & 18:30p.m.-23:00p.m.
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