油照りと言われるほど暑い京都の真夏のお楽しみは、ひんやり「かき氷」。京都の舞妓さんもお気に入りの、贅沢なかき氷をご紹介しましょう。
わがまま氷
わがまま氷 黒糖ミルク (C)フォト蔵/純
あんみつとかき氷の両方が食べたいという舞妓さんのリクエストに答えて、かき氷の下には美味しいお宝が。「舞妓はんのお稽古がえり氷」など、ネーミングの良さにやられます。
[祇園小石]
※かき氷は、夏季のみ
お番茶のかき氷
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(C)ぎおん徳屋
京番茶+氷砂糖で作ったシロップと、蜂蜜漬けのレモンの爽やかな味。男性にも人気があるそうです。
原宿店があります。京都のかき氷が東京で食べられますね。
[ぎおん徳屋]
※お番茶のかき氷(夏季のみ)
宇治金時
(C)2000 とらや
宇治金時の正道をいくかき氷。日本一との声も。和三盆を使用した抹茶蜜は、絶品。
[虎屋菓寮]
※かき氷は、夏季のみ
通年食べられる、個性派かき氷
【生姜氷】
高知の黄金生姜をたっぷり使った特製シロップ。冷たいのに、食べ終わる頃には、体がポカポカに?
【そら豆のかき氷】
愛媛の空豆を使用して。ずんだを乗せた白玉も魅力的。
【京の桜】桜の時期限定
はんなり可愛い桜にうっとり。
[二條若狭屋 寺町店]
※かき氷は通年。ただし時期限定のものあり
かき氷+ケーキのコラボ
混雑時は整理券が出るほどの人気店。四季を問わず、いつでも氷が食べられます。
【あんずのタルト】
(C)facebook/祗園 日
【ティラミス】
(C)facebook/祗園 日
【かぼちゃのチーズケーキ】
(C)facebook/祗園 日
【モンブラン】
[祇園NITI]
※かき氷は通年。ただし時期限定のものあり
日替わりのお楽しみ
この日の「本日のかき氷」は、下記が全部入ったもの。3~4種類かかっているシロップは、自家製。
・キウイ生スクィーズ
・すだち蜜
・きび蜜
・無花果の白ワインシロップ
・白インゲン豆
(C)facebook/木と根
[木と根]
※かき氷は、夏季のみ(6月〜9月)
かき氷の器まで氷!
創業明治16年、創業100年以上の森田氷室本店がプロデュース。100年以上の町屋を改装し敷居が高く感じますが、一見さんでも大丈夫。かき氷は氷の器にのっているので、最後まで溶けずにいただけます。生絞りのレモンやいちごが人気。
[祇園下河原 Page one(ページワン)]
※かき氷は通年
わらび黒蜜きなこ氷
一番人気の「わらび黒蜜きなこ氷」は、黒蜜、きな粉、わらび餅、白玉、小豆と盛りだくさん。いつもオーダーしてから、あ、あっちにすれば良かったと後悔する優柔不断な人に向いています。何しろ、みんな入っていますから。 食い意地の張った、筆者みたいな欲張りにも向いています。
(C)facebook/中村楼
(C)facebook/中村楼
[祇園 二軒茶屋中村楼]
※かき氷は、夏季のみ
さてさて、いずれも華やかでぜいたくなかき氷。夏の間に、全部試してみたくなってきましたね。