女子に人気!ピンク色の町が絶景、インドのジャイプールってどんな場所?

Posted by: 春奈

掲載日: Jul 23rd, 2016

インドの砂漠地帯に位置するラジャンスターン州の州都・ジャイプール。

赤砂岩でできたピンク色の建造物の数々から「ピンクシティ」とも呼ばれ、そのロマンチックな街並みやショッピングの充実度から、女性の間で人気が高まっています。

ジャイプールの観光

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

「ジャイプール」の名前は、ジャイプールの街を造ったマハラジャ、ジャイ・シン2世によって付けられました。インドの歴史都市としては珍しく、碁盤目状に整備された計画都市に魅惑的な建築美を誇る建物が点在しています。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

シティパレス

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1733年に建てられた宮殿で、ラジャスターンとムガールの建築様式が融合しています。現在も王族の人々によって使用されていますが、いくつかの建物は博物館として公開されています。優美かつエキゾチックな建築スタイル、華やな装飾の数々にうっとりするはず。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

淡いピンクやイエローを基調とした、柔らかくカラフルな色づかいが女子の心をギュッと掴みます。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

一つひとつ異なるデザインの門は心踊らされる美しさ。

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風の宮殿(ハワ・マハル)

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1799年にサワイ・プラテープ・シンによってジャイプールの目印として建てられました。もともとは王室の子女たちが姿を見られることなく外の様子を見るための建物として造られたものです。砂岩を精巧に彫ってつくられた8角形の蜂の巣状の透かし窓がエレガント。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

奥行きが非常に浅いユニークなつくりになっており、風が吹けば笛のような音色が聞こえてきそうです。

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ジャンタル・マンタル

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世界遺産にも登録されている天文台で、ジャイ・シン2世が1728年に建設したものです。ジャン・シン2世は天文学に造詣が深く、ヨーロッパやペルシャから膨大な書物を取り寄せていました。ジャイプールだけでなく北インドの計5ヵ所に天文台が造られましたが、ジャイプールのものが最大規模を誇ります。約20の天体観測儀は一見現代アートのオブジェのようでもありますが、300年近くを経た今も利用されている現役の天文台です。

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アンベール城

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世界遺産にも登録されている壮大な宮殿城塞で、1592年から建設が始まりました。山の中腹に立っており、城の上からはダイナミックな景色が楽しめます。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

徒歩で登ってもいいですが、アンベール城名物、象のタクシーを利用するとより一層旅気分が盛り上がります。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

「世界一美しい門」とも称えられるガネーシャ門は必見。王族のプライベートスペースに続く門で、精巧な透かし窓、精緻なモザイクや甘美な色合いのフレスコ画は圧巻の美しさです。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

貴賓謁見の間として用いられるジャイ・マンディル。壁や天井一面に無数のガラスでできたモザイク画は目もくらむほどの豪華さです。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

ジャイプールのショッピング

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

ジャイプールを訪れるならショッピングも外せません。カラフルでエキゾチックなテキスタイルや雑貨の宝庫ラジャスターンのなかでも、ジャイプールは品質、種類、価格の面でショッピングにおすすめの街。

キュートでオリジナリティ溢れるスカートやスカーフ、バッグなどのテキスタイル製品や、アクセサリーが驚きの安さで手に入ります。

インドのピンクシティ・ジャイプールが女子の願いにぴったり!

ただし、ジャイプールの商人には手ごわい相手も多いので、いくつかの店で値段を聞いてだいたいの相場感を掴んでから購入するといいでしょう。

デリーからバスや電車で5時間程度とアクセスも比較的便利なジャイプール。一度は見たい世界遺産のタージ・マハルとあわせて周るのがおすすめです。

※2016年7月現在、インドは地域により外務省から渡航注意が出ております。渡航検討の際は、必ずご確認ください。

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[西遊旅行]
[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

春奈

Haruna ライター

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。

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