第4回目は、奴隷貿易の悲劇を今に伝える「ゴレ島」。アフリカ最西端の国、セネガルの首都ダカールの沖合3kmに浮かぶゴレ島は、人類の負の歴史を語り継ぐ世界遺産でもあります。
奴隷貿易の拠点となった「ゴレ島」
東西300m、南北900mという小さなゴレ島。1444年ポルトガル人が入植して以降、オランダやイギリス、フランスが次々とゴレ島を統治。16世紀から19世紀にかけて奴隷貿易の拠点として栄えました。
奴隷貿易の面影を全く感じさせない現在のゴレ島。セネガル最古のモスクやカトリックの聖堂が残り、南国らしいカラフルな建物やレストランが軒を連ねています。
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【2】あれから15年。同時多発テロの悲劇を伝える「9/11メモリアルミュージアム」
【3】栄華と没落のモーターシティ「デトロイト」