【日本や日本人に好感を持っている国ランキング】気になる第1位は?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Nov 1st, 2016

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

外国人の友人や旅先で出会った異国の人から日本を、あるいは日本人を褒めてもらうと、本当にうれしいですよね。そんな日本や日本人に対して好感を持つ人が最も多い外国はどこなのでしょうか?

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

親日国については人気記事「日本に好感をもっている国ってどこ?世界の親日国10選」でも紹介しましたが、今回は電通が20の国と地域に対して行った「ジャパンブランド調査2016」から、「日本、好き」と思ってくれている人が多い国をランキングで紹介します。

ちなみに調査の対象となった20の国と地域とは、中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアになります。

第3位:フィリピン

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

日本に対する好感度が高い国第3位は、フィリピン。「あなたは日本のことが好きですか?」との問いに、多くの方が高評価を与えてくれたと分かります。

フィリピン人は英語がとても上手。もしかすると英会話留学やインターネットを使った英会話レッスンで、フィリピン人と直接交流を持った経験のある人も少なくないかもしれませんね。外務省によると、フィリピンと日本には政治的な問題がなく、国家レベルでも極めて良好な関係を結んでいるのだとか。

2014年の時点で現地には18,870人の日本人が暮らしています。一方で日本には2015年の時点でなんと229,595人もフィリピン人が暮らしているそう。その数は中国、韓国など東アジアの国民を除けばトップなのだとか。

筆者にもフィリピン人の友人が数人居ますが、東日本大震災など大きな災害があったときには、必ず励ましの言葉をくれました。自分たちの町が洪水に流され、苦しいときであっても、日本人を気遣ってくれる友情に心打たれた経験も・・・。国家レベル、市民レベルでこれからもフィリピンとは深く結びあっていきたいですね。

第2位:ベトナム

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

フィリピンに次いで日本に好感を持ってくれている国はベトナム。国家レベルでも双方のトップが行き来するなど、極めて良好な関係を結んでいるといいます。第二次安倍政権がスタートしたとき、最初の外遊先がベトナムだった点を考えても納得ですね。外務省の情報によれば、日本に留学しているベトナム人の数は2015年の時点で43,448人。中国人に次いで世界2位だと言います。現地に住んでいる日本人の数は2014年の時点で13,547人。逆に日本に住んでいるベトナム人は2015年の段階で146,956人。かなりの数ですよね。

会社の転勤などでベトナムに暮らす“日本代表”の方々、あるいは身の回りに居るベトナム人と国内で日々触れ合っている日本人が、日本の評価を高めてくれているのかもしれません。ちなみに同調査の2015年版ではベトナムが、第1位に輝いていました。

第1位:タイ

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

昨年の同調査では第3位だったタイが、2016年の調査ではNo.1に輝きました。2013年には日ASEAN友好協力40周年を記念して、短期滞在に関してはビザの免除がスタートしました。タイの観光客も多く日本に訪れてくれています。そうした交流の結果、日本を好きになってくれたのかもしれませんね。

外務省の情報によると、なんと日本とタイの交流は600年近くの歴史を持つのだとか。タイに住む日本人の数は2014年時点で64,285人。タイへ渡航する日本人は同年で126万人ほど、さらに首都のバンコクの日本人学校の生徒数は3,064人など、民間レベルでも多くの交流があると分かります。

タイは過去記事「【連載】海外一人旅!初心者・女性にもおすすめの国はどこ?/第1回「タイのバンコクで3つのハッピーを味わう旅」」でも触れたように、観光地としても世界的に人気です。

ちなみに第4位はシンガポールとマレーシアが同率、6位は香港、7位は台湾とインドが同率で入っていました。「日本に好感をもっている国ってどこ?世界の親日国10選」もぜひ参考にしてみてくださいね。

2位はベトナム人!【日本や日本人に好感を持ってくれている国】No.1は・・・

[All Photos by shutterstock.com]

[ジャパンブランド調査2016 – 電通]
[国・地域 – 外務省]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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