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【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア

ライター: 倉田直子
掲載日: Nov 6th, 2016. 更新日: Nov 10th, 2016

【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア
みなさま、こんにちは。オランダ在住ライターの倉田です。現在はオランダで生活している筆者ですが、実は2008年から配偶者の仕事都合で北アフリカの国リビアで暮らしていました。

けれど2011年の年初から始まったいわゆる「アラブの春」(中東・北アフリカ地域の各国で本格化した一連の民主化運動)の影響で、同年2月下旬にスーツケース1つで緊急国外避難を余儀なくされました。それ以来、日本の外務省が提供する「海外安全情報ホームページ」上でリビアは「レベル4」の退避勧告国(渡航してはいけない)とされています。そのため、我が家はその脱出以来一度もリビアに戻っていません。

今回は、そんな「帰れなくなった国」リビアのお話をさせて頂きたいと思います。


青く美しい地中海と強い日差しの記憶


【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア (c)Naoko Kurata

筆者にとって初めての海外生活の場所でもあったリビアは、アラブ系民族が大半を占めるイスラム教を国教とする国。文化も宗教も全く異なる国での生活は面白おかしくも非常に大変ではありました。けれど、いざ思い返すと蘇ってくるのは、青く美しい地中海と強い日差しの記憶。

【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア (c)Naoko Kurata

リビアで海水浴はほとんどレジャー産業化されていなかったので、ビーチに海の家のようなものは皆無でした。けれど逆にそのおかげで、あの美しい海を保てていたのかもしれません。

旧市街にあった美しいスーク


【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア (c)Naoko Kurata

そして、首都トリポリのメディナ(旧市街)にあったスーク(市場)も思い出深い場所です。エキゾチックな雰囲気でありながら、洋服や雑貨などの庶民の日用品から、宝飾品や絨毯という高価なものまで揃う迷宮のような市場でした。

【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア (c)Naoko Kurata

筆者も、日本への一時帰国の前には、よくこのスークでお土産を探したものです。

【行ってはいけない国】帰れなくなった地中海と砂漠の国リビア (c)Naoko Kurata

一般的にアラブ諸国にあるスークでは、値段は交渉制のことが多いですよね。定価はあってないようなもの、観光客とみると高価な値段をふっかけてくるので、それを値切り交渉しながら買い物するのも風物詩ではないでしょうか。

けれど当時のリビアでは、半鎖国のような国の政策のせいで、国民が全く観光客ずれしていませんでした。そのため、スークも(値札が無かったとしても)ほぼ定価のような適正価格が存在しました。値切っても安くならない代わりに、外国人だからと高値を言われることもありませんでした。5年以上続く国内争乱が、この美しいスークにどんな影響を及ぼしているか知る由もありませんが、ぜひ無事であってほしいと思います。


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