日本にも進出し、人気を呼んでいるシンガポール発の高級紅茶専門店「TWG Tea」。シンガポールを訪れるなら、本場のTWGの店舗にもぜひ足を運んでみたいものです。
開放感満点!マリーナ・ベイ・サンズのTWG

(C) Harua Akamatsu
シンガポールにあるTWG店舗のなかで、特におすすめなのが「TWG Tea・オン・ザ・ブリッジ・アット・マリーナ・ベイ・サンズ(TWG Tea on the Bridge at Marina Bay Sands)」。
シンガポールの新アイコンとして有名な高級ホテル、マリーナ・ベイ・サンズ併設のショッピングモール「ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ」内にある店舗です。

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ショッピングモール内を流れる運河の真上に位置し、まるで宙に浮かんでいるかのような楽しさ満点のロケーション。さらに頭上からは自然光がふんだんに降り注ぎ、開放感抜群。実際よりもずっと広々とした空間に感じられます。
TWGには世界のあらゆるお茶が大集結
「TWG Tea」はシンガポールを代表する、世界でも屈指の高級紅茶専門店。東西文化の交差点シンガポールは、1800年代からお茶やスパイスの貿易の中継点としても発展してきました。さらに、一時はイギリスの植民地であったことから、アフタヌーンティーやハイティーといった紅茶文化が発展したのです。
TWGのメニューを見て驚くのが、お茶の種類の多さ。紅茶に限らず、緑茶や白茶など、世界のありとあらゆるお茶が揃っていると言っても過言ではありません。TWGは、東西をつなぐシンガポールというロケーションを生かし、世界36か国の農園から、800種類もの選りすぐりの茶葉を入荷しているのです。

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膨大なティーリストのなかから自分一人で決めるのは困難。自分のお茶の好みを伝え、スタッフにおすすめを教えてもらいましょう。
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優雅なテーブルセット

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シックなインテリアでまとめられた店内は、ゴージャスながらも落ち着いた雰囲気。各テーブルにはピンと張った真っ白なテーブルクロスがかけられ、どっしりとしたピカピカのカトラリーが置かれています。席に着くだけで背筋がピンと伸び、優雅な非日常の時間へといざなわれます。
絶品の紅茶とスコーン

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紅茶のお供としていただきたいのは、やはりスコーン。温めて出される外はサクサク、中はフワフワのスコーンはまさに絶品。

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軽い口当たりのクロテッドクリームとジャムとの相性が抜群で、「スコーンってこんなに美味しいものだったのか!」と驚くほどです。

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もちろん紅茶の味も折り紙付き。TWG自慢の紅茶は、雑味のないどこまでも透明感のある味わいで、紅茶の世界の深淵さを感じます。紅茶とスコーン、シンプルな組み合わせだからこそ、TWGの神髄に触れられるはず。もちろん、ケーキやマカロン、アフタヌーンティーセットなど、スコーン以外のスイーツも豊富です。好みに合わせてお試しあれ。
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一流のサービス

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さすがに老舗の高級紅茶専門店だけあって、サービスも一流。TWGの丁寧できめ細かい接客は、シンガポールの普通のカフェではまず体験できないものです。
かといって、堅苦しすぎるわけでもなく、適度な距離感でフレンドリーに接してくれるところが絶妙。ぜひ、おすすめの紅茶を聞くなどしてスタッフとコミュニケーションを取ってみてください。
TWGの茶葉はお土産にもおすすめ
ティーサロンの前にあるのブティックで販売されている茶葉は、お土産にもおすすめ。シックでおしゃれなパッケージのTWGのお茶は、お茶好きの方にとって最高のギフトになるはず。もちろん旅の記念に自分へのプレゼントとして購入してもいいですね。

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素晴らしい空間とサービスとがあいまって、最高の紅茶とスイーツがよりいっそう美味しく感じられるTWG Tea。シンガポールで至福のティータイムを楽しむならここで決まりです。
[TWG Tea公式サイト]
Haruna ライター
和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。
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