フランスには毎年、12,000の街が参加する「花いっぱいの街」というコンクールが開かれています。優秀な街には「花いっぱいの街」という称号が与えられるのです。春に一度は訪れてみたい! コンクールで入選したフランスの、花のある美しい街5選を紹介したいと思います。
ボーヌ
ボーヌといえば、ブルゴーニュワインで有名な街です。オスピスやワイン畑など、この地方特有の美しい街の景色があります。そんなボーヌの街を彩るのが美しい花。花を愛でながら、歩くボーヌの街は違った魅力を発見できます。
アヌシー
サヴォワ地方にあるアヌシーは、春から夏にかけて街全体が花に彩られ、街がより美しくなります。運河沿いや湖には花が溢れんばかりに咲き乱れ、そんな中をただ歩くだけでも気持ちがいいものです。
ロシュフォール=アン=テール
ブルターニュ地方の村、ロシュフォール=アン=テールは、「フランスの最も美しい村」にも認定されています。街の住民全体で花のある美しい村作りをおこなっているようで、村中に花が溢れています。石造りの味のある建築物の中に色とりどりの花が咲く景色は心にいつまでも残る美しさです。
コルマール
アルザス地方のコルマールはこじんまりとした街です。春から夏にかけては運河沿いを美しい花が彩ります。この時期の運河クルーズは、そんな花を愛でながらゆったりと船で下ることができます。夢の中のような特別なひと時を過ごすことができますよ。
ポンリュー
ブルターニュ地方のポンリューは街の真ん中にトリュー川が流れるという、いわば川の街です。そんなポンリューの川は花で彩られています。川沿いに花が彩られるだけでなく、船に花を積み、独自の景観を作り出しています。そんな遊び心が感じられる花のある街です。
花のある街は、美しい景観を作り出すだけでなく、住む人、訪れる人の心も温かい気持ちにさせてくれます。次回のフランス旅行はそんな美しい花のある街を訪れてみませんか。
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