【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
ラブバレー上空から
キノコ岩と、大自然が作り出す雄大な風景が堪能できるトルコのカッパドキア。言わずと知れた有名な観光地です。この数年にわたるテロの影響で観光客が少ない、静かな年になりそうですが、天候が許す限り毎朝気球のフライトは催行されています。
カッパドキアでこれほど気球フライトが盛んになったのは、15年ほど前からのこと。年間通じて風が穏やかで、ランディングにも適し広大な平野があるという、気球フライトに適した土地であることがあげられます。
現在では20社以上の気球会社が毎日フライトを運行させる、世界で類を見ない1年を通じて気球を楽しめる場所になりました。
日の出とともにテイクオフ
気球フライトは日の出に合わせて、テイクオフの時間がきまります。これは、早朝が1日のうちで一番風がなく穏やかなため。日の出の1-2時間前には、ホテルを出発し、テイクオフエリアに向かいます。かなりの早起きですが、こんな素晴らしい朝焼けが見れることもあります。
フライトスケジュール(冬)
6.30AM ホテル出発→オフィスで待機(フライト催行の決定を待ちます)
7.00AM テイクオフ エリアへ移動
7.15AM 気球テイクオフ
8.30AM 到着、パーティー
9.00AM ホテルへ送迎
※フライトのスケジュールは、季節によって変わります。ご予約の際にご確認ください。
※フライトは天候によってキャンセルされることもあります。
夏のフライト
観光のピークシーズンである夏では、同時に100機以上が大空を飛びます。その様子は、まさに圧巻。眼下に広がるカッパドキアの広大な大地を眺めながら、揺れもない穏やかなフライトの素晴らしさは、言葉や写真だけでは説明しきれません。
また、季節によっても大地の様子はがらりと変わります。花が咲き誇る春から夏、緑がみずみずしい真夏、葉が黄色に色づく秋、そして、真っ白な雪に覆われたカッパドキア。それぞれの季節に良さがあります。
一生に一度はみたい絶景・・・でも本当は、それぞれの季節を見るために一生に4回はみてほしい景色です。
「冬のランディング」