二つのハートが重なりあったダブルハートは、台湾の離島・澎湖(ポンフー)の絶景スポットとして有名です。といってもこの景色は澎湖に着いたらすぐ見ることができるわけではなく、澎湖に着いてからさらにフェリーで1時間以上の移動が必要な小島「七美(しちび)」で見ることができます。
アクセスは大変ですが、七美には絶景スポットがたくさん! この記事では台湾・澎湖の小島「七美」で見ることのできる景色についてご紹介します。
七美へのアクセス
七美へ行くにはまず「南海遊客中心」へ移動し、フェリーに乗る必要があります。所要時間は、その日の波の様子にもよりますが約一時間半です。揺れが強いため、あらかじめ酔い止めを飲んでおかれることをおすすめします。
ダブルハート「雙心石滬」は必見
七美には数々の景観スポットがありますが、ダブルハート「雙心石滬」は澎湖を代表する景観スポットです。二つのハートが重なり合っていてとてもかわいらしいですよね。
実はこのダブルハートは、魚をとるための伝統的な仕掛けです。潮が満ちている時にハートの中に入った魚が、潮が引くことによって中から出ることができなくなるという仕組みです。このハートの上は歩くこともできます。
日がゆっくり沈みゆく様子や、朝日が昇る時間帯にこの美しい景色を眺めるのもおすすめです。
まるで小さな台湾?「小台湾」
ダブルハートに次いで人気が高いのは、まるで台湾のような形をした岩「小台湾」です。人工ではなく、波の浸食によってこのような形になったようです。台湾の地図と見比べてもあまりのそっくりさに驚かれるのではないでしょうか。
まるでライオン?「大獅」
まるでライオンがしゃがんでいるかのように見える「大獅」も人気の景観スポットです。青い海にしゃがむライオンは、間近で見ると迫力があります。
アクセスは大変ですが、七美には「ここに来て良かった」と思わせる絶景スポットがたくさんあります。次の台湾旅行の際は、澎湖の小島・七美への旅を予定に組み込んでみるのはいかがでしょうか。
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