ATMもないし、両替にもちょっと手間がかかります。
(c) Atsushi Ishiguro
キューバ国内は、キャッシュカードやクレジットカードを使えるATMはないんです。そして、日本で兌換ペソに両替することもできません。ですから、必要なお金は全て現金で持ち込んで、両替する必要があります。最近は日本円でも両替可能な場所が増えているようです。
そして、首都ハバナで両替したのですが、街にある両替所には長蛇の列で待つこと30分ほど。両替自体はすぐに終わります。後日銀行でも両替しましたが、こちらも30分ほど待ちました(上の画像)。大きなホテルでも両替可能なので、急にCUPが必要になった夜には便利でした。手数料は様々ですから、確認してくださいね。
2つの通貨で価値が25倍違います!
上の画像は、チェ:ゲバラの肖像が印刷された3CUP。これはお土産用に両替して持ち帰りました。旅行客を相手にする店に行けば、料金はCUCで記載されていることがほとんど。地元の人も訪れるお店なら、CUPとCUCの両方が、たとえば、25CUPか1CUCというように並んで表示されています。ほとんど旅行客が行かないような場所ならCUPだけです。CUCからCUPに両替してCUPで支払うことも可能ですが、お札の量が25倍になるので要注意。
そして、CUCよりもCUPのほうが、つまり観光客より地元の人たちへの値段のほうが割安になっているお店もあって、CUPを使って安く買い物ができる場合もあります。一方、観光地や街中では一般の旅行客がCUPを使おうとすると、CUCに25倍した金額を要求されることもありました。
というわけで、ちょっと特別な仕組みになっているキューバのお金事情。事前にキャッシュを持ち込めば問題ありません。それにクレジットカードを使えるお店も多いので、意外に便利。問題はATMでお金をおろせないことと、両替に手間がかかることです。
また、キューバの状況は変化が早いと思いますので、常に最新の情報を確認することをおすすめします。
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